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「OTT」(オーティーティー/おもってたんとちがった)とは、アニメやマンガの公式の展開が自身の想像していたものと違ったときの、ファンの心情を表現する言葉「思ってたんと違った」の略称。
インターネットを利用した動画配信サービス「Over The Top」の略称も「OTT」と呼ばれているが、今回取り上げた「OTT(思ってたんと違った)」とはまったく関係がない。
「思って(O)たんと(T)違った(T)」の略。
2023年9月25日にX(旧Twitter)にて櫂氏(@kai3years)が初めて使用した。「思ってたんと違った」自体は西日本方面の方言が含まれており、標準語で言えば「思ってたものと違った」である。
櫂氏の該当ポストでは「公式との解釈違いは若干言葉が強いので、そろそろOTT(思ってたんと違った)を浸透させてもいいと思うんですよ私は」と語られている(※1)。本来「公式の解釈違い」というのは公式が公式である故に成り立たないものであり、そのため「OTT」が定着してほしいという意味だと推測される。
該当ポストのツリーではアンケートが実施され
「思って(O)たんと(T)違った(T)」と
「思ってたん(O)と(T)違った(T)」」の2択で、
79.8%を勝ち取った「思って(O)たんと(T)違った(T)」に決定した。
※以降、『呪術廻戦』のネタバレあり。
櫂氏は該当ポストの前に「はじめて推しが死んだという多感な年頃の人も多そうだし、心身お大事にしてね…」と語っている。2023年9月25日には週刊少年ジャンプ2023年43号が発売されており、『呪術廻戦』にて大人気キャラクターである五条悟が死亡した回であった。
故に、該当ポストとその前に投稿されたポストは恐らく『呪術廻戦』に関連して投稿されたポストであると推測される。
なお、ヅカオタ(宝塚歌劇団ファン)による該当ポストへの反応によると、「OTT」はヅカオタにとっては月組公演ブロードウェイ・ミュージカルの『ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)』であるらしい。
また「思って(O)たんと(T)違った(C)」ではないかという反応もあったが、これに対し櫂氏は「医薬品になっちゃうから」と返している。
OTC医薬品……医者の処方箋なしに購入できる一般医用薬品のこと。
主にX(旧Twitter)内でアニメ・マンガファンなどが使用している。
公式の展開が想像と違って落胆したとき:
「公式のOTTがジャンル離れる一因になるな」
原作と劇場版でキャラの解釈が異なると感じられたとき:
「劇場版の製作陣による○○のキャラクターの解釈がOTTで残念」
公式が絶対なのは百の承知だけど受け入れられないとき:
「公式なのはわかってるけど……でもOTT」
▼お笑いコンビ・笑い飯の「思ってたんと違う」
「OTT」という略称はないが、「思ってたんと違った」と似た言葉としてお笑いコンビ・笑い飯が発した「思ってたんと違う」がある。笑い飯がM-1グランプリ2008の決勝にて、敗者復活のオードリーに敗れた際に放ったセリフである。
▼NHK Eテレの「思ってたんとちがう」
NHK Eテレにて放送されている、デザインを題材とした子ども向け番組『デザインあ』(現在は『デザインあneo』)では「思ってたんとちがう」と呼ばれるコーナーがある。見た目がスイカの柑橘類や落とすと粉々になるボールなど、一般的に想像するものと違う状況が映像にて表現されている。
同コーナーの声は笑い飯・西田幸治が担当しているほか、相方・哲夫も「思ってたんとちがうスペシャル」にて一部の声を担当した。
※1
櫂氏の該当ポスト
https://x.com/kai3years/status/1706108203736731986
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