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徳を積む(とくをつむ)

「徳を積む」の意味

ソーシャルゲームのガチャなどでお目当ての物が引き当てられるように、と願いながら日々善行を積んで生きること。

ほかにも、人気チケットが抽選制となることが多いため、アイドルや舞台のファンの間でも同様の言葉が交わされることがある。

物欲にまみれた願いのために善行を積むのは、本末転倒のような気がするが、そうした理由でもみんな少しだけ優しくなって世界が平和になるのであれば、良いことかもしれない。

「徳を積む」の由来・語源は?

大元は、人知れず善い行いをしながら生きていれば、天がそれを見て幸運を授けてくれる、という仏教の教えの一つ。

何十回、ときには何百回と十連ガチャを引いてもお目当てのカードが来ない。
その一方で、単発ガチャでいきなり超レアなSSRを引き当てている者もいる。
そんな絶対的な運の格差を「徳を積んでいるか否か」で表現するようになった。

「徳を積む」の使い方を例文でチェック!

「推しの主演舞台で最前引くために日々徳を積んでおこう」
「私のところにオルタニキが来ないのは、徳が足りないせいだ」
「当選人数1人の特典チェキ当てるなんて、あの人前世でめっちゃ徳積んだんだろうな……」

「徳を積む」に関連する言葉

課金マウンティング⇒ソーシャルゲームやアイドルなどのファンの間において、自分がどれだけその推しを愛しているのかを、キャラクターガチャやグッズ等につぎ込んだ金額で主張すること。
座席ガチャ⇒舞台観劇や映画館で、「どんな席に座れるか分からない」ドキドキハラハラの抽選である。
厳正なる抽選の結果残念ながらチケットをご用意することができませんでした⇒チケット販売サイトから送られてくるメールのテンプレート文章。抽選にもれ、落選した場合に届けられる。

numan編集部

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