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numan用語集「それは流石に嘘だよ」

それは流石に嘘だよ(それはさすがにうそだよ)

「それは流石に嘘だよ」の意味

「それは流石に嘘だよ」(それはさすがにうそだよ)とは、過ぎ行く時の流れの速さに対応しきれないネット民のためのネットミームである。
例えば、2000年代は既に20年以上前であるとか。
芦田愛菜ちゃんがもうすぐ20歳であるとか。噓としか思えん。

「それは流石に嘘だよ」の由来・語源

「週刊少年サンデー」で2020年4月から連載中の『葬送のフリーレン』という漫画が元ネタである。
1000年の時を生きるエルフのフリーレンは、かつて共に旅をした勇者ヒンメルの死に際し、ヒンメルのことを何も知らなかったという後悔を抱く。その後、人間を知るために旅を始めたフリーレンは、ヒンメルと共に旅をした僧侶ハイターの依頼で、戦災孤児のフェルンを弟子に迎え、旅を続けることになる……というもの。

ネットミームになったのは、このエルフであるフリーレンと人間のフェルンのやり取りを元にしたものである……が、原作には一切このようなやり取りは登場しない。あくまでも「長命であるが故に時間感覚が人間と違い、10年程度では短く感じてしまう」といった原作中の要素だけを拾ったものである。
流行の発端となったのは、2023年10月6日のX(旧Twitter)の祭祭祭氏の以下のポストである。

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フリーレン様。仮面ライダーカブトは最近の仮面ライダーではありません。カブト放送時は私、産まれてませんからね。それに今年は鎧武10周年ですよ。

もうそんなにか。人の時間は早いね

ちなみに今年は仮面ライダージオウ5周年でもあります。

フェルン。それは流石に嘘だよ。ジオウは去年だよ(※1)

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ここから、以下のテンプレートが作成された。

「フリーレン様。(A)は最近の(ジャンル名)ではありません。(A)放送時は私、産まれてませんからね。それに今年は(B)〇周年ですよ。」
「もうそんなにか。人の時間は早いね」
「ちなみに今年は(C)〇周年でもあります。」
「フェルン。それは流石に嘘だよ。(C)は去年だよ」

このように(A)と(B)で「割としっかり昔のもの」を先に出し、(C)で「えっもうそんなに経ったの……?」と思うようなものを最後のオチのように使用する。
ちなみに、フェルンはメインストーリーで16歳という設定であるため、基本的に(A)には16年以上前のものをあてはめる。(C)を1年以内の比較的最近のものにした場合は、最後の部分が「先月」となることもある。

 

「それは流石に嘘だよ」の活用例

以下の例文は、すべて2023年12月の周年数である。

「フリーレン様。ボウケンジャーは最近のスーパー戦隊ではありません。ボウケンジャー放送時は私、産まれてませんからね。それに今年はキョウリュウジャー10周年ですよ。
もうそんなにか。人の時間は早いね
ちなみに今年は、“クリスマスにはシャケを食え!”が生まれて、5周年でもあります。
フェルン。それは流石に嘘だよ。クリスマスにシャケを食べ始めたのは去年だよ」

「フリーレン様。ごくせんは最近のドラマではありません。第1シリーズ放送時は私、産まれてませんからね。それに今年は逃げるは恥だが役に立つ7周年ですよ。
もうそんなにか。人の時間は早いね
ちなみに今年は、silentが放送されて、1周年でもあります。
フェルン。それは流石に嘘だよ。silentで号泣しまくってたのは先月だよ」

「フリーレン様。KAITOが生まれたのは最近ではありません。KAITO誕生時は私、産まれてませんからね。それに今年は雪ミク13周年ですよ。
もうそんなにか。人の時間は早いね
ちなみに今年は、プロセカ(プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク)のサービス開始から、3周年でもあります。
フェルン。それは流石に嘘だよ。プロセカを始めたのは去年だよ」

※1
発端となった、祭祭祭氏のポスト
https://twitter.com/fffestival913/status/1710212807143403638

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