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「プロとして────」(ぷろとして────)とは、南勝久が描く漫画『ザ・ファブル』のセリフを抜き出したもの。
一番有名な「プロとして」というセリフを抜き出しているだけで、他にも入れ替えが可能。ここで重要なのは「───」(罫線)で、これによって間を想起させ、印象深い文章にすることができる。使い勝手がかなり良いので、様々な文章にひっそりと溶け込んでいる───。
流行の場所は書き言葉を使用するネット上で、その中でも掲示板やまとめサイトなどで目撃される。他SNSではなく掲示板なのは、原作読者の年齢層が関係しているのだろう。
使用する際は「――――」のように、線が途切れていると若干いじられるため注意。「けいせん」で変換すると「────」のように正しく記載することが可能だ。
罫線を使う文章なんて他でもあるから、作品は断定できないのでは? と思うかもしれないが、その考えを消し去るほど『ザ・ファブル』での使用量は多い。なんと1巻の漫画冒頭3~6ページでは、すべての文の切れ目に使われていた。それこそ「、(読点)」の代わりに使用されている。7ページではエレベーターという言葉に余韻を足して「エレベータ──」となっているので、伸ばしているのか何なのかよくわからない。
また「~~~~」や「──……」のような表現も、この漫画独特だと言えるだろう。これらはもはや当漫画のアイデンティティであり、公式サイトでもいじられ愛されている様が垣間見える。
『ザ・ファブル』は、講談社『週刊ヤングマガジン』で2014年11月~2019年11月まで約5年間連載され、全22巻(240話)の第1部は完結。2019年と2021年には実写映画が公開され、その後同誌の『週刊ヤングマガジン』で同年7月から第二部がスタート。第二部は『ザ・ファブル The second contact』と改名し、2023年11月6日発売の最終巻を含んだ全9巻(86話)が、同年7月まで連載され完結した。
また同時期にテレビアニメ化が発表され、益々の盛り上がりをみせている。この時点でシリーズの累計部数が2200万部突破している、驚異的な作品。
〈あらすじ〉
正体がばれるような痕跡は残さず、且つどんな標的も仕留めるという凄腕の殺し屋がいた。
「寓話」のような存在、その名も「ファブル」と呼ばれ、現代日本のどこかに潜んでいた。ある日、組織のボスから「1年間、誰も殺すな」という指令を受け、大阪で平和な新しい生活を送ることになる。佐藤明(アキラ)として過ごす、風変わりな日常を描いた物語。
「一年間、誰も殺さない──。普通に暮らすプロとして──。」(『週刊ヤングマガジン』第32号より)
「伝説は終わらない──。」(同上)
「あっ」も「あ……」もすべて「あ──」に置き換えることができる。
最後に「。」をつけると、より漫画っぽさはでるかもしれない。
使い分けろ、プロとして──。
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