島﨑信長、実力派声優の"作品愛"とは。オタクも認める膨大な知識と熱量

12月6日に誕生日を迎えた、声優の島﨑信長さん。さわやかな好青年から怪しい魅力の光る悪役まで、幅広い役柄を演じています。
たしかな演技力はもちろん、作品への熱量も超一流。ファンからは「オタクが尊敬するオタク」としても愛されています。

そこでこの記事では、島﨑信長さんの経歴や人柄などをご紹介。
12月6日に誕生日を迎え、ますますの飛躍が期待される大人気声優の魅力に迫ります。

島﨑信長さんの声優デビューは2009年。『戦場のヴァルキュリア』ヘルバート・ニールセン役でアニメに初出演しました。
2012年1月には『あの夏で待ってる』霧島海人役でTVアニメ初主演。どこか寂しさを秘めながらも、戸松遥さん演じるヒロイン・貴月イチカを笑顔にするために努力する心優しい少年を演じました。

2013年に開催された第7回声優アワードでは新人男優賞を受賞。その後も着実に経験を重ね、2021年には第15回声優アワードで助演男優賞を受賞します。

島﨑さんといえば、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』ユージオ、『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』藤丸立香など、誰かのために信念を貫く少年役を多数演じている声優。優しさや温かさの伝わる声色は、キャラクターへの愛も感じさせます。

2013年からは『Free!』シリーズの七瀬遙を担当。感情があまり表に出ないクール系男子ですが、内に闘志を秘めたキャラクターです。島﨑さんはそんな難しい役どころを、静けさの中に熱さを感じさせる絶妙な声色で見事に演じました。

シリアスな演技だけでなく、『はんだくん』半田清や『斉木楠雄のΨ難』海藤瞬のようにコメディ色の強い役柄もお手の物。島﨑さん自身が作品を楽しんでいる様子が伝わってくる演技です。

さらに近年では『呪術廻戦』真人のように悪役を演じる機会も増加。
強大な敵でありながらどこか憎めない、思わず好きになってしまう魅力的な演技を聞かせてくれるのです。

そんな実力派声優である島﨑信長さん、作品に対する愛も人一倍強いことでも知られています。

特に有名なのは自身も出演する『Fate/Grand Order』の熱烈なファンであるということ。
イベントでは自身が演じているキャラクターのコスプレをして登場することも。作品への深い理解や愛情を感じさせるトークも人気を集めています。

高校時代から親しんでいるゲームブランド「TYPE-MOON」の作品への知識量は共演者も目を見張るほど。

『Fate/Grand Order』配信番組でも島﨑さんが共演者に用語や世界観の解説をしていた場面が何度もあり、「TYPE-MOON」有識者としても知られています。

自身もオタクを公言しており、Twitterではゲームやアニメ、マンガなどの話題を積極的に発信。目当てのキャラクターが出るまでソシャゲのガチャを回し続けるなど、本気度の高さがうかがえるエピソードがファンの間でたびたび話題になっています。

声優としてもオタクとしても作品を楽しんでいる島﨑さん。そんな姿に親近感や敬意を覚える人もいるようです。

さらに島﨑さんには、『ラブライブ！』好きな“ラブライバー”としての一面も。

ジャニーズ屈指のアニメオタクであるKis-My-Ft2・宮田俊哉さんとはラブライバー仲間。家飲みをしながら好きな作品について語り合うなど、オタクとしての親交を深めているのだとか。

まさに「オタクが尊敬するオタク」である島﨑さん。
イケメン声優といえば女性人気が半数を占めるイメージがあるかもしれませんが、島﨑さんの場合は作品への熱量が演技からも感じ取ることができることからか、男性からの支持も多い様子。

"コスプレおじさん来た！""出落ちコスプレいつも楽しみ""重課金勢ラブライバー声優""ラブライバー声優のなかでも飛びぬけて愛が大きい"など、ファンからの共感を呼んでいるようです。

どのようなキャラクターも全力で演じ、着実に役柄の幅を広げている島﨑さん。各作品への思い入れも深く、インタビューやラジオ番組などでは熱く魅力を語っています。

たしかな演技力と深い理解力、アフレコ後も持ち続けている役柄への愛。それこそが、声優としての島﨑さんの魅力かもしれません。
また、自身もオタク心がわかっているからこそ、ファンへのサービス精神も旺盛。いつでも期待に応えてくれる島﨑さんを、ファンも信頼しているのではないでしょうか。

これからも演技や言動でファンを楽しませてくれそうな島﨑信長さん。今後の活躍からも目が離せません！

島﨑 信長（しまざき・のぶなが）
所属事務所：青二プロダクション
出身地：宮城県
誕生日：1988年12月6日
血液型：A型
愛称：ノッブ
代表作：『Free!』シリーズ（七瀬遙）、『NIGHT HEAD 2041』（霧原直也）、『はんだくん』（半田清）など。