『呪術廻戦』実在した両面宿儺の伝説。岐阜県の聖地に正体のヒントが隠れている?

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『呪術廻戦』実在した両面宿儺の伝説。岐阜県の聖地に正体のヒントが隠れている?
2023年に第2期の放送が控えているアニメ『呪術廻戦』。主人公・虎杖悠仁が取り込んだ“呪いの王”両面宿儺にはいまだ多くの謎が残されています。そんな両面宿儺、実在の伝説があることをご存じでしょうか?
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日本だけにとどまらず世界中で大ヒットを記録している芥見下々原作によるダークファンタジー・バトル漫画『呪術廻戦』
“呪い”で“呪い”を祓うということをテーマに熾烈な「呪術バトル」が繰り広げられる本作ですが、物語の中で重要な要素を占めるのが、両面宿儺の存在。

劇中では、「呪いの王」と呼称されており、特級呪物・両面宿儺の指は最重要アイテムの一つと言っても過言ではないでしょう。完全体となれば、あの最強の男・五条悟でさえも太刀打ちできないと言われるようなキャラクターです。

そんな両面宿儺ですが、かつて現実世界に実在していたという伝説があるのをご存じでしょうか?
呪いの王が実在した?いかにも怖そうな話ではありますが、実際にはそこまで禍々しい空気を纏ったお話ではないようです……。『呪術廻戦』に登場する両面宿儺の伝説に迫ってみましょう。

「日本書紀」に記された両面宿儺

そもそも『呪術廻戦』における両面宿儺は、千年以上前の呪術全盛の時代に存在した呪詛師。当時の呪術師たちが総力を結集しても歯が立たなかったという強大な力を持つ存在で、もはや天災に近いものとして知られていました。

死してなお人々から恐れられた宿儺の20本もの指は、特級呪物として封印されることになり、千年もの間、厳重に保管され続けてきました。その指の一つを主人公の虎杖悠仁が口にしてしまったことから『呪術廻戦』の物語が始まります。

劇中で語られる両面宿儺の姿は、顔が2つに腕が4本と描写されていますが、かつて現実の日本に実在した両面宿儺の姿もまた『日本書紀』には「一つの胴体に二つの顔があり、四つの手で二張りの弓矢を用いた」と記されています。
では、両面宿儺とは一体どんな存在だったのでしょうか?
奈良時代に成立した歴史書である「日本書紀」によると、仁徳天皇の時代に、飛騨に現れた、2つの顔と8本の手足を持つ異形の人、それが両面宿儺でした。略奪することを生業とし、人々からは鬼神として恐れられたと言います。

最後は天皇が送り込んだ難波根子武振熊(なにはのねこたけふるくま)によって成敗されたと記されているのです。

『日本書紀』だけを見ると、人々から悪の権化として相当恐れられていたような印象を大いに与えますが、この「両面宿儺」の“物語”には、異なる解釈のものも存在するのです。
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