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ルフィ=ジョイボーイの図が確定しつつあり、読者の考察も白熱する中、ジョイボーイのモデルと見られる人物が描かれた実在の本が話題になっています。その人物は、“太陽の神ニカ”にもよく似ているのだそう。
さらに、空島の宴シーンと「ビンクスの酒」にもヒントが……!
※記事の性質上、本編の内容に触れています。
・空白の100年に実在した人物
・魚人島の人魚姫との約束を守れなかったことを謝罪するポーネグリフを残した
・上記の約束を果たすため、ジョイボーイに代わって約束を果たしに来る者が現れるという言い伝えがある
・ジョイボーイが現れるまでにワノ国を開国しなければならない
・ラフテルに“とんでもねェ宝”を残した
・象主(ズニーシャ)の仲間
と、詳細な人物像は明かされずとも空白の100年やラフテルなど『ONE PIECE』の物語の核を担う超重要キャラであることが分かります。
カイドウもその存在を知っており、第1043話ではジョイボーイの帰還=ルフィがジョイボーイとして覚醒(?)したと考えられるような描写が読者をザワつかせました。
INDEX
世界中の古い民話や伝説、ファンタジーや神話、寓話に登場する妖怪や妖精、魔法の世界……などが辞典のような形で紹介されているこの本。ジョイボーイのモデルになったと思われる同名の人物が掲載されています。
どんなことも笑い飛ばしてしまう陽気さはまさにルフィを想起させるような人物像ですね。
自由を愛し、宴が大好きで、どんな時も明るいルフィの言動は本の中のジョイボーイのよう。
意図せずともアラバスタや空島、魚人島など、立ち寄った国々の奴隷同然の状況で苦しむ人々を結果的に救う形になっていたここまでのルフィたちの旅。それはまさに伝説のジョイボーイや太陽の神ニカの存在に通じているようにも思えますね。
現在はプレミアがつきなかなか入手しづらい状況ですが、緻密に練られた『ONE PIECE』の世界を紐解くヒントがたくさん眠っていそうです。
この「ドンドトット」のリズム、実は空島でのキャンプファイヤーの宴シーンでも登場していたのです。
「黄金前夜祭」と宴に興じる麦わらの一味。楽しげな太鼓のリズムが「ドンドトット」と何度も鳴り響いています。
そして尾田栄一郎先生が「これは空島を始める前に一番描きたかったシーン」とも語っており、思い入れのある貴重な場面であることも伺えます。
また、エネル戦が終わった後の空島の宴でも「ドンドトット」のリズムが登場するのですが、その他の島や国で開かれた宴でこのリズムが登場したことはないのです。
空白の100年や太陽の神ニカとの繋がりも噂される空島で登場したリズムがジョイボーイの“解放のドラム”と同じだというのは、何か意図があると考えて良さそうですね。
以前、この曲はラフテルへの旅やDの一族、空白の100年について歌ったものであるとの考察も紹介しましたが、歌詞には「嵐がきたぞ 千里の空に 波がおどるよ ドラムならせ」と“ドラム”のフレーズが……!
これは“嵐がきた”“波がおどる”といった表現が、“解放のドラム”にのせてやってくるジョイボーイをさす比喩だとも捉えられそう。
上記の通り「ビンクスの酒」がラフテルや空白の100年などについて歌われている曲なのであれば、ジョイボーイに関する歌詞が盛り込まれていても不思議ではありませんよね。
キャラソン化する際に、原作で描かれた歌の意味がどこまで盛り込まれているかはわかりませんが、これも不思議な一致。
ぜひ今一度「ビンクスの酒」も聴きこんでみてはいかがでしょうか。
(執筆:まりも)
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