『ONE PIECE』サンジに共感!?魅力的な女子キャラ5選。ナミ・ビビ・ハンコックetc.

週刊少年ジャンプで連載中のマンガ『ONE PIECE』(尾田栄一郎作)。
本作には、主人公モンキー・D・ルフィをはじめとする精悍な海の男たちが海を謳歌する傍ら、強く美しい女性キャラクターも多数登場します。

そこで今回はONE PIECE』で活躍する女子キャラ5名をピックアップしてその魅力をお伝えします。

【ナミ】子供想い、友達想いの聡明な美人航海士

まずご紹介するのは麦わらの一味の航海士、ナミ
2人目の仲間として初期から活躍し続ける彼女はONE PIECE』のヒロイン的存在とも言えるでしょう。

一味の中では航海士としてはもちろん、島に着いたときの行動計画を立てたり、お金の管理をしたり、クルーの喧嘩を仲裁したりと仲間たちをリードする存在でもあります。
男性たちを釘付けにしてしまうような美貌とスタイルでときにはお色気作戦で敵を惑わせたり、うまく口車に乗せて出し抜いたりと頭の切れる一面もその魅力の一つです。

DVD『ONE PIECE Log Collectio...

DVD『ONE PIECE Log Collection “NAMI"』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection “NAMI"』より
いつでも明るくフレッシュなイメージのナミ。
しかし、彼女には村を乗っ取られ目の前で母を殺された挙句、仇であるアーロンの元で海図を描きながら泥棒をして村を救うためのお金を一人で稼ぎ続けた、壮絶な過去があります。

子どもの頃からのそんな辛い経験があってか、誰を相手にしても臆さない勝気な性格の一方で、彼女はとても子供に優しいのです。
特にパンクハザード編での「子供に泣いて助けてって言われたら!!! もう背中向けられないじゃないっ!!!!」はナミの名シーンの一つとしても記憶にある人が多いのではないでしょうか。
最近のワノ国・鬼ヶ島編でも、幼いお玉を平気で傷つけようとするうるティに本気の怒りを見せました。

また、友情に熱く仲間想いでもあるナミ。

アラバスタ編でのミス・ダブルフィンガーとの戦いでは、王女として国を守ろうと一生懸命なビビのことを思い、「あんたにあのコの痛みがわかる?」「それに比べたら…足の一本や二本や三本!!!へのカッパ!!!!」と足を貫く攻撃にも耐え、見事勝利しています。

エニエスロビー編では、カリファを相手に騎士道をつらぬきボロボロになってしまったサンジを叱りつつも、「見直した」と言葉をかけて交代したり。
はたまた鬼ヶ島ではまさに絶体絶命な状況の中でも、涙を流しながら「ルフィは……“海賊王”には……なります…絶対に……」と絞り出し、仲間を信じきりました。

ルフィとウソップ、ルフィとサンジがそれぞれ決闘したときも、誰より深く悲しむ様子を見せていたのもナミです。

怖いことや痛いことが嫌いなので基本的には戦いに逃げ腰なことが多く、ウソップ・チョッパーと並んで
「弱小トリオ」なんて称されることも。
それでも彼女は仲間のため、友達ため、助けを求めてきた子供たちのため……ここぞというときにはどんなに強い相手とでも正面きって向き合う覚悟が魅力です。

近年、その正体は実は古代兵器なのでは? なんて噂も飛び交っているナミ。強く、美しく、そして聡明で優しい彼女の活躍に引き続き注目です!

【ビビ】国を思う気高い王女

続いては、アラバスタ王国の王女であり、麦わらの一味のもう一人の仲間、ネフェルタリ・ビビです。
最初は敵として登場した彼女。国を乗っ取ろうとするバロックワークスに王女自ら潜入するというたくましさと、国を想う気高さが当時多くの読者の心を打ちました。

そんな彼女の強さ、気高さは、ルフィにも学びを与えました。

DVD『ONE PIECE Log Collectio...

DVD『ONE PIECE Log Collection “LEVELY"』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection “LEVELY"』より
病気になったナミを医者に見せるために立ち寄ったドラム島では、海賊であるルフィたちは警戒され銃を向けられます。ケンカを買おうとするルフィをビビは「あなたは…船長失格よルフィ」「無茶をすれば全てが片づくとは限らない…!!!」「この喧嘩を買ったら………ナミさんはどうなるの?」と制します。

大切なモノを守るためには、ときにグッと堪えなければならない場面もあるということをルフィはビビから学び、医者を呼んでくださいと頭を下げたのでした。

また、アラバスタ到着後は、愛国心ゆえにルフィと衝突する場面も。
みんなの無事を願っていることをルフィに甘いと言われ、ビビは「何がいけないの!? 人が死ななきゃいいと思って何が悪いの!!?」と声を荒らげます。

海賊として戦いの現実を知っているルフィだからこその、友達を助けたい一心からくる厳しい指摘もごもっとも。
でもやはり、ビビが王女として愛する国とその国民たちを一刻も早く、そして一人でも多く助けたいと願う気持ちはとても貴いものでした。

⇒次ページ:【プリン】実はとっても健気…!

ビビは古代兵器プルトンを保有するアラバスタの王女であることはもちろん、ネフェルタリ家が実は天竜人になることを断った一族であること、さらにイム様がビビの写真を意味ありげに見つめていたことと……

と、空白の100年との関わりや世界政府との関係など今後もまだまだ活躍しそうなキャラクターでもあります。
いつの日か、麦わらの一味と再会する日が描かれることも期待したいですね。

【プリン】実はとっても健気…!

続いては、シャーロット・プリン

かのビッグ・マムの娘である彼女。
美女好きながら男性から慕われたり、オカマたちと交流を深めたりしがちなサンジの許嫁として登場した美しい彼女の姿は衝撃的でしたよね。

大きな瞳が愛らしい彼女、実は三つ目族のハーフであり額にもう一つ瞳を隠していました。特異な容姿を実の母、ビッグ・マムにすら疎まれてきたプリン。その瞳はコンプレックスとなり、今や誰かを威圧するときに使う道具と化していました。

DVD『ONE PIECE Log Collectio...

DVD『ONE PIECE Log Collection “PUDDING"』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection “PUDDING"』より
サンジのこともそんな第三の目を使って怯ませ暗殺するはずでした。しかし、差別的な視点で人を見ず、ピュアな心を持つ優しいサンジは「なんて……美しい瞳だ…」とプリンの瞳に見惚れるのです。
そうしてプリンの心は解され、ありのままの自分を心から褒めてくれるサンジのことを本当に好きになってしまうのでした。

もともと敵である手前、サンジへの好きや感謝をひた隠し(ダダ漏れでしたが……)意地を張るプリンでしたが、別れの際には一つだけお願いがあるとサンジに口付けを。そして、彼女の持つ“メモメモの実”の力でその記憶をサンジから抜き取り、自分だけの思い出として心にしまって一人涙するのです。

「素敵な演出」「いい意味でONE PIECEっぽくない!」と当時絶賛の声が集まったこのシーンには、自分よりも好きな相手のことを尊重し、本当の気持ちを言わずにしまっておく健気さが詰まっていたように思います。

ビッグマムの娘だから、三つ目族だからということは関係なく、お菓子作りが好きな、恋する一人の少女としての愛らしく、優しい彼女本来の姿には切なく胸を締め付けられます。

【日和・小紫】未来を信じ強かに生き抜く武士の娘

続いて光月日和
彼女はワノ国の将軍、光月おでんとその妻・トキの娘です。

両親亡き後、兄・モモの助が20年後の未来へと飛ばされたことで一人ぼっちになってしまった彼女は、赤鞘九人男の一人、河松に育てられることに。
しかし、ひもじい思いをする河松を見て、せめて自分がいなければ少しは楽になるだろうと幼い彼女は一人で生きることを選びます。

河松の元から離れた先で傳ジローと再会した日和は遊郭入りし、ワノ国一の花魁“小紫”として名を馳せるのです。

遊女になって、憎き仇であるオロチの懐に取り入る形となった日和。事実、オロチは彼女のことを自身が恐れる光月の生き残りであるとはつゆ知らず、小紫に惚れ込んでいました。

そんな耐え難い環境でも折れずに小紫であり続けたのは、両親が命を賭して繋いでくれた未来のため。20年後の来る決戦の日、カイドウが倒れワノ国の長い夜が明ける日を信じていたから。

また、小紫は多くの男を惑わせ、無一文になるまでお金を搾り取っていましたが、実はそのお金は悪党からのみ奪い、貧しい村へと内緒で配っていたのです。どれだけ煌びやかな生活ができるようになっても、一切の嫌味なく民に寄り添う姿は父・おでんのよう。

一方、相手がオロチであっても「わちきは誰にもヘリくだらぬ!!」とプライドを捨てることもなく、その気高さは母・トキにも似ています。

一筋の希望を信じ、たくましく、したたかに生き抜く彼女はまさに武士の娘です。

【ハンコック】海賊女帝の可愛すぎるギャップ

最後はハンコック

九蛇海賊団の船長にして、王下七武海の一員として海に君臨していたハンコックの異名は“海賊女帝”。
その名に引けを取ることなく、覇王色の覇気をも使う彼女の強さは計り知れません。

そんなハンコックの一番の特徴といえば圧倒的な美貌
美しすぎる容姿と完璧名プロポーションに、男女問わずみんながメロメロに。そうして彼女に魅了された人は、メロメロの実の力で石にされてしまうのです。訓練された海兵ですら彼女の魅力には抗えない様子。

DVD『ONE PIECE Log Collectio...

DVD『ONE PIECE Log Collection “ HANCOCK"』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection “ HANCOCK"』より
性格は端的に言ってわがままで傲慢。身勝手さが目立ちますが「そうよ わらわが 美しいから!!!」とハンコックのお決まりの台詞通り、彼女は美しさゆえにどんなことも許されてしまうのです。
しかし、そんな振る舞いの裏には過去に奴隷であった経験から、誰にも支配されたくないという強い思いがあるよう。

まさに、強く美しく、自立した女性を体現しているハンコックですが、実は大好きなルフィを前にすると一気にしおらしく、恋する乙女へと変貌してしまうのです。

その恋心は凄まじく、ルフィを前にすると頬が赤く染まり、いつもの強気な態度は嘘のよう。ただ名前を呼ばれただけなのにプロポーズと勘違いしてしまうことも……。
ただ好きというだけではなく、献身的にルフィの世話を焼き、ルフィの頼みならなんでも聞く尽くしっぷり

心を許した相手の前では柔らかな笑顔を見せ、恥じらう乙女に変わってしまうというなんとも可愛らしいギャップもまた、ハンコックの大きな魅力だと言えるでしょう。

ほかにも魅力的な女性キャラがたくさん!

『ONE PIECE』にはまだまだたくさん、女性から見ても憧れてしまうようなたくさんの魅力を持った素敵な女性キャラがたくさん登場します。

ぜひ、男性キャラの推しはもちろん、女性キャラの推しも見つけてみてくださいね♪

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numan編集部

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