『ダイの大冒険』第69話、マァムの“変身バンク”が熱かった…！ヒュンケルのポエムにもザワッ

アルビナスの行動原理がすべて「ハドラーの存命」だと知ったマァムは戦いを避けようと食い下がります。しかし、それを一笑に付したアルビナスはローブを脱ぎ去った最強の駒・クイーンとしての本当の姿を表し猛攻。
追い詰められたマァムを救ったのは、師・アバンが残した言葉とロン・ベルク作の新武器・魔甲拳でした。マァムの鎧化（アムド）が熱い！

「まさかアルビナスとマァムの変身バンクがあるとは」「マァムのアムド！！が聞けるなんて…！」「気合い入ってる」「ハイヒールやん」「ポニーテールいいね」、さらに「プリキュアみたい」という声もあり、バトルヒロイン覚醒の演出が大好評！

2人の肉弾戦は激しさを増しますが、アルビナスのスピードは驚異的。対抗策を練った末にマァムが放ったのは「武神流奥義・猛虎破砕拳」……虎模様が浮かび上がる激しい演出に視聴者も大興奮！

「うおおマァムの猛虎破砕拳のモーションめっっっちゃかっこよー！」「破砕の衝撃波が虎の顔のような紋様として現れる！」「鎧化と猛虎破砕拳が超作画で見られて大満足」と絶賛の声が続出、「31年待った甲斐があった…」という感慨深い声もありました。

ついに勝利したマァム。敵意をむき出しにしていたアルビナスですが、謝るマァムを気遣いながら「思いの強さで人間にはかなわなかったのでしょうか」と「ハドラー様を生かしたかった」と思いを吐露、マァムにハドラーの最期を見届けるよう託します。

そのときのアルビナスの表情が……「目元のヒビが涙を流せないアルビナスの涙の演出になってるのエモさを感じる」とのコメントのとおり、まるで涙を流しているようであまりに切ない……。

「無意識にやるせない劣等感を抱いていたのかと思うと」「最期は潔く負けを認めて優しさを見せる所はやはりハドラー様を基に産まれたんだな」相容れないようでいて、互いの「愛」のために死闘をくり広げた2人。演出も演技も、すべてが熱く、胸に迫る戦いでした。

いっぽう場面転換した途端、ヒュンケルのブラッディ・スクライド一撃でバーンパレスから落下していくヒム（笑）。これには視聴者も「ヒムあっさり落ちてったw」「前座扱いで処理されるヒムさんかわいそう」「退場雑すぎん！？」と苦笑が。

もちろん、マァムの戦いの裏で彼らも激しく闘っていたとは思いますが、その後マァムと合流したヒュンケルの何事もなかったかのような表情にもちょっと笑ってしまいます。

アルビナス戦を踏まえてヒュンケルの語りかけを聞いた視聴者からは、「愛」についての深いコメントが続出。
「演出凝ってて見応えあると同時に、愛って一言では言うけどほんと色々あるよね…と考えちゃう」「誰かを思いやる気持ちが慈愛で、そのために何かを成すことが愛そのものなのだと思う」と、ヒュンケルの言葉に納得する声。

さらに「アルビナスはあくまでハドラー1人の為に戦ってるのに対し、マァムの「守るべき人」は大勢居る」「やっぱり2人の愛は別物ってことなんだろうな」と、改めてアルビナスとマァムの「愛」の対比についての考察もありました。

とはいえ、ヒュンケルからマァムへの「慈愛の天使よ」「俺ではお前を幸せにできない」というモノローグにはツッコミが続出！
「最高におヒュンって感じで笑っちゃうんだよな」「聖母とか慈愛の天使とか、モノローグでのマァムへの感情が地味に重たい男ヒュンケル」「イケボなポエム」「ポエム書き溜めてそう」との声が（笑）。

たしかに言葉のチョイスはクスッときますが、ヒュンケルはポップやエイミの想い、マァムの鈍感さなど、すべて踏まえた上で自分の気持ちを抑えているとも受け取れる台詞。やはりダイ大の恋愛模様は複雑……！

次回はあらゆる呪文をはね返す「シャハルの鏡」と持ったシグマとポップの戦い。
覚醒したポップの戦い、大注目です！

（執筆：森本マリ）