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『着飾る恋』の横浜流星、かつて2.5次元舞台でも魅了していた。ストイックさと誠実な姿勢に尊敬

TBS系で2021年4月20日より放送開始したドラマ『着飾る恋には理由があって』。自らを着飾っていたインフルエンサーの真柴くるみ(川口春奈さん)が、藤野駿(横浜流星さん)や早乙女香子(夏川結衣さん)らとルームシェアをすることになり、変化していく様子を描く「うちキュン」ラブストーリーです。

横浜流星さん演じる藤野駿は、料理人という役柄。渦巻く恋愛関係のなかで生きているその姿に、Twitterでは「反則級の可愛さ」「心臓飛び出る……!」と、萌えと今後の活躍に期待を寄せる声が集まっています。

小学6年生のときにスカウトされ芸能活動を開始した横浜流星さんは、DISH//や超特急を排出した男性タレント集団EBiDANの元メンバー。

TBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』にて、ピンク色の髪をした“ユリユリ”こと由利匡平役を演じ、その不良だけれど実は真面目というギャップ萌えで注目を集めました。
その後も、『あなたの番です -反撃編-』や『私たちはどうかしている』(ともに日本テレビ系)など、立て続けにドラマに出演し、ブレイクを果たしたことは皆さん知るところかと思います。

そんな横浜流星さんはブレイク前に『烈車戦隊トッキュウジャー』など戦隊ヒーロー作品に出演していたことが有名ですが、2.5次元舞台にも出演経験があるのです。
そこで、ドラマだけではない横浜流星さんの魅力を、2.5次元舞台を中心に振り返ります。

舞台でみせたストイックさ “原作もの”へのプレッシャーも

横浜流星さんがいわゆる“2.5次元舞台”に初めて出演したのが、乙女ゲームを原作とした舞台『CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ A live Moment』。(2013年の初演時に出演)

“反逆者”という役どころで、突如ナイフを突きつけてくるような一面もある青年を演じています。
横浜流星さんは当時まだ十代でありながら妖艶な魅力で観客を惹きつけました。真っ赤なウィッグでのビジュアルも素敵ですよね。

初の2.5次元舞台は流星さんも不安だったようす。

2013年10月7日に書かれたブログでは舞台が終了した寂しさを述べつつ「原作ものがあるやつは初めてで最初凄く不安でした・・。」「でも、原作者さんや演出家さんキャストの皆と話しあって ずっと研究して似せるのは勿論なんですがそれだけじゃ嫌で、自分の個性を出したいなと思いずっと考えて」という気持ちで本番に臨んだことを明かしています。

その後『烈車戦隊トッキュウジャー』への出演を経て、2015年には推理アクションゲームを原作とした舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~』で主演に抜擢され、日向創役を熱演。初の座長を務めます。

当時、WEBメディア「スマートボーイズ」のインタビューではこの時の気持ちを「(座長を務めるプレッシャーよりも)原作モノのプレッシャーの方がずっと重い」(2015年8月16日の記事より引用)と語っており、原作ファンを大切にしたいという想いが伝わってくるようです。
数々の“原作モノ”のドラマにも出演している流星さん、ドラマで魅せてくれるキャラクター作りはこの時の経験が生かされているのかもしれません。

⇒次ページ:『スーパーダンガンロンパ2』でのストイックさ。ビジュアルにも注目!

公演では、ストーリーの特性上、最初から最後までほぼ舞台上に立ちっぱなしという役柄で膨大なセリフ量をこなし、役者としてのストイックさも垣間見せてくれた『スーパーダンガンロンパ2』。

その際の流星さんが扮したビジュアルに関しても評判が高く、作品中の“超高校級の○○”という名称にかけて「超高校級のイケメン」との呼び声も高かったようです。

同じく2015年には、2.5次元舞台の演出も多く手がける西田大輔さんとタッグを組んだ舞台『武士白虎 もののふ白き虎 -幕末、『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達-』にて安西慎太郎さんとW主演を務めています。

その後も“新感覚型ステージ”として話題になった舞台『BIOHAZARD THE Experience』(2017年)でも主役・カラサワを演じ、味覚をのぞく五感を使った演出のなか、アクションにも力を入れて演じ切りました。
もともと極真空手を特技とし、中学3年生で大会優勝するほどの実力を持つ流星さん。その鍛えられた身体を活かせる舞台となったようです。

『トッキュウジャー』から“お茶の間の顔”へ

横浜流星さんのTVドラマ初出演となったのは、福士蒼汰さん主演の『仮面ライダーフォーゼ』(2012年/テレビ朝日系)でした。
吉沢亮さん演じる朔田流星/仮面ライダーメテオの友人、井石二郎を演じています。

続いて2014年からは『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)のヒカリ/トッキュウ4号として出演。
けん玉を片手に常に冷静な判断を下すクールな男の子を演じ、その機敏な動きで視聴者を魅せました。

『仮面ライダーフォーゼ』も『烈車戦隊トッキュウジャー』も、福士蒼汰さん、吉沢亮さん、志尊淳さんと今をときめく役者陣が勢揃い。特撮作品が若手俳優の登竜門と呼ばれるのも頷けます。

舞台、映画とさまざまなジャンルで活動の幅を広げながら、TVドラマに出演する機会が増え、横浜流星さんの活躍を知り、「トッキュウジャーのヒカリでは!?」と思わず検索してしまった人も多いかもしれません。
実際にTwitterでは、「こんなにキュンキュンさせてくれる俳優さんになるなんて思いもしなかった」「当時から緑の人がかっこいいって思ってたんだけど、まさか横浜流星だったなんて」という声も。

多方面で活躍する横浜流星さんのこれからに期待!

ここ数年でドラマ、映画と映像分野での中心が目立っている横浜流星さんの魅力は、なんといってもそのストイックさ。
鍛え上げられた身体と役と誠実に向き合う姿勢で、どんな役を演じても観客を魅了する演技力に磨きがかかり、どんどんファンが増えています。

主演舞台『巌流島』(新型コロナウイルスの関係で上演中止)では久しぶりの舞台復帰をする予定だった横浜流星さん。これからどのような分野でどんな顔を見せてくれるのか、期待が高まります。

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numan編集部

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