小野賢章・小越勇輝『腐女子、うっかりゲイに告る』第2話 "普通の幸せ"ってなに?

亮平の想い「純くんと普通でベタな青春を過ごしたいんだ」

純とは幼なじみで、実は紗枝に想いを寄せながらも紗枝のために2人をくっつけようと奔走する亮平。第2話には、純のことを心から大切に思っていることがうかがえるセリフが随所に出てきました。遊園地を渋る純に向けた言葉も、そのひとつ。

「純くんと普通でベタな青春を過ごしたいんだ」
「中身のない話で盛り上がって、くだらない話でずっと笑って」


普段から物静かで、いつもひとりで音楽を聴いている純。クラスメイトとつるんで遊ぶことも少なく、明るく社交的な亮平とは対照的です。でもそんな純を、亮平は否定するわけでも、無理に茶化すわけでもありません。
ただシンプルに「純くんと普通の青春を過ごしたい」と言う亮平だからこそ、その言葉はすんなりと純の心に入ったのでしょう。
また、紗枝が「純が何を考えているのかわからないときがある」と言ったときには、亮平はそれに同意しつつもこんな風に語っていました。

「(純くんは)何かは考えてるし、考えすぎてる」
「で、きっと考えすぎちゃうのは、純くんが優しいからなんだと思う」
「純くんのそういうところ好きなんだ」

純がひとりでいること、あまり考えを表に出さないことには当然、純がゲイであることが大きく関係しているでしょう。
亮平は幼なじみで、純の家庭環境などはある程度知っているはずですが、純がゲイであることは知りません。それでも、純を見守り続けてきた亮平は、純が心の内にずっと何かを抱えていることに気づいているのです。

しかし、そんな純だからこそ、亮平は自分の紗枝への想いを明かせませんでした。純を板ばさみにしたくない、好きな人に幸せになってほしい……告白が成功して喜ぶ紗枝を見つめる亮平の表情に、ギュッと胸がしめつけられました。

第3話 純は紗枝を「愛せる」の?

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