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倹約家で几帳面なイケメン弁護士・筧史朗(通称シロさん / 西島秀俊さん)と、人当たりが良くハートがふんわり乙女な美容師・矢吹賢二(通称ケンジ / 内野聖陽さん)という男性カップルの同棲生活あれこれを、ふたりの食事と人々との関わりを軸に描き出します。
第2回目では近所の主婦、富永佳代子(田中美佐子さん)にシロさんがカミングアウトしていしまい……!?
そんな『きのう何食べた?』の第2回放送をふり返り! 毎回登場するおいしそうな料理についてもちょっぴり触れたいと思います♪
INDEX
何が何でも”同性愛者”に見られたくないシロさん。スイカの種をいちいち取り出すような食べ方をしたらバレてしまうかも?という謎の思考回路で、スイカにがぶりとかじりついた結果、めちゃくちゃワイルドなイケメンになってしまいます。
焦りに焦ったシロさんが最初に発した言葉は、このひとこと。
「私はゲイです!」
すると佳代子さん、さっきまでの絶叫が嘘のように落ち着きを取り戻します。ようやく安堵したシロさんは、絞り出すような(こっちだったか……!)とため息。
しかもこのあと、佳代子さんから家族全員に「この人ゲイなんだって」と紹介されてしまうというオマケつきで、同性愛者だとバレたくないからとシロさんがとった行動は、見事に裏目に出てしまうのでした(笑)。
というのも、シロさんが日頃買っている食パンが、シロさんの「元カノ」の店で売られているものだとケンジは知っているから。そう、シロさんは女性と付き合っていたことがあるのです。
「俺も若かったし……心配するな、俺はもうバイじゃないよ」
「40代とは思えない水気の多い感じ」「はっきり言って、めちゃくちゃ素敵な女性でした……!」と、涙をにじませて自分のヤキモチを告白するケンジ。そのケンジの表現からものすご~く女性の魅力が伝わってきますし、同性愛者であるケンジにとってそれがとっても大きな不安なんだということがありありと伝わってきて、思わずもらい泣きしてしまうシーンでした。
そもそもシロさんが女性と付き合った理由や、どうして別れることになったのか。結局ノンケの仮面をかぶっていただけでそもそも「バイ」ではなく、女性を愛することはできなかったという事実。元彼女に対してもいい加減な態度を取って傷つけてしまったこと。それを、きちんとケンジに説明するのです。
「これは明日の朝絶対にいちごジャムつけてトースト食べたくなるやつ」「いちご買ってきた」「さっそく作ってみた、色がきれい!」など、作品に影響されて作ってみる人も。白っぽくなったいちごに赤色が戻っていく瞬間、みたい!
でも、ドラマの中でもシロさんのナレーションつきで料理をしている場面が見られるので、正確なレシピがわからなくても思わず作りたくなってしまいますよね♪
どんな出会いや料理が待っているのか、次回放送も楽しみですね!
執筆:森本マリ
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