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ワノ国編に入ってからは特にメンバーそれぞれの成長も凄まじく頼もしいですよね。また、ジンベエの加入や、ヤマトの加入説をめぐりますます注目を集めています。
そこで、本記事では本作の台風の目である麦わらの一味についての魅力を紹介。まずは麦わらの一味の船長にして物語の主人公、モンキー・D・ルフィの魅力をご紹介します。
INDEX
東の海(イーストブルー)・フーシャ村で育ったルフィ。17歳になるといよいよ旅立ち、海賊としての彼の冒険が幕を開けました。シャンクスから預かった麦わら帽子を被り、ゴムゴムの実の能力を生かした技を武器にして。
仲間を集めながら偉大なる航路(グランドライン)へ入るとめきめきと頭角を現し、ほかの海賊たちや海軍も一目置く海賊として注目の的となります。
“海賊王”とはなんとも抽象的ですが、海賊王と呼ばれたロジャーは「富・名声・力 かつて この世の全てを手に入れた男」と語られるなど、世間から見た海賊王には権力や支配といったイメージがついているよう。
実際、同じく海賊王の座を狙う黒ひげことティーチも「成り上がる」「全てを壊し!!!のみ込んでやる!!!」「おれの時代」などと口にしており、支配力で上へ行こうと目論んでいる感がそこかしこに漂っています。
対してルフィは「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」との言葉を残しており、彼の目指す海賊王像は、ほかとは一線を画しているのです。
実は支配に興味がないという点は先代海賊王のロジャーと同じ。また、ルフィには海賊王という夢のその先にやりたいこと、“夢の果て”があるという点もロジャーと同様だと言われています。
『ONE PIECE』内では奴隷や差別といった支配に関する問題もたびたび扱われており、かつての海賊王と重なるルフィの思想は、きっと物語のカギとなるはず。
自分のたどる道を自身の目で確かめながら、一歩一歩進んでいくことを信条とする彼は、ロジャー海賊団のクルー、冥王レイリーに会った際もラフテルや“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”について教えてもらうならば海賊をやめるとまで断言し、「つまらねェ冒険ならおれはしねェ!!!!」と声を荒らげました。
劇場版の『ONE PIECE STAMPEDE』ではラフテルへの永久指針(エターナルポース)を迷わず壊したことも。
この大海賊時代において、海賊王を目指している海賊は何もルフィだけではありません。むしろ、日々あまたの海賊たちが海賊王を夢見てしのぎを削っています。
そんな中でも、ルフィのように自分らしく自由に海を謳歌する人物こそが、ロジャーも待っているという次の海賊王にきっと相応しいのでしょう。
世界をひっくり返すほどの力を秘めているという“ひとつなぎの秘宝(ワンピース)”も、ルフィならば正しく導いてくれるのではないでしょうか。
先ほどの“支配しない”という点に重なる話ですが、ルフィは船長だからといって仲間を顎で使うようなことは絶対にしません。
ルフィの名言の一つに「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」というものがあります。
この言葉の通り、剣技はゾロに、航海術はナミに、料理はサンジに、医術はチョッパーに……というように、自分にできないことは仲間の力に頼ります。
もちろん、船の進路を決めたり、意思決定をしたり。また、どんな時も全力で仲間を守り、船長として自分の務めも果たします。
そして、宴の時にはみんなで一緒に盃を掲げて盛大に乾杯をする。その関係性には上下がなく、チームワークばっちりなファミリーのよう。
そんなルフィの姿勢は行く先々で人々を魅了し、時に敵の心をも動かしてしまいます。
例えば一度は敵対したビビやロビンを仲間に引き込み、ボン・クレーと友情を深めたように。
バルトロメオやキャベンディッシュを筆頭とした「麦わら大船団」が誕生したように。
コビーやドルトン、しらほし、レベッカなど、これまで出会ってきた人物が、時が経ってもルフィのことを「大好き」と語るように。
そして、私たち読者が、誰かのピンチに現れたルフィに絶対的な安心感を覚えてしまうように。
たくさんの人の心を掴み惹きつけるルフィのカリスマ性は、海賊王たる資質の一つなのかもしれません。
今や四皇を相手に戦うことができる実力を備えているルフィですが、いつもすんなり戦いに勝利してきたわけではありません。
クロコダイルやエネル、ルッチとの戦いではルフィは最初に敗北を喫しています。特にクロコダイル戦では、二度に渡って絶望的な状況に追い込まれました。
しかし、どんな絶望の淵に立たされてもルフィは諦めることなく、何度も立ち向かっていくのです。
大好きな兄・エースを亡くした際には絶望に打ちひしがれ、一時は自暴自棄になってしまいましたが、仲間の存在を思い返し、諦めずに前へ進むことを決意するのです。
またシャボンディ諸島では黄猿らの襲撃に手も足も出ず、一味は壊滅に追い込まれたことで船長としての自信をも失っていました。しかし、そこで2年間海賊を休業して力をつけるという大きな決断をし、新世界では見違えるほどに成長した姿を見せてくれました。
折れそうになっても諦めず、前を見据えて進んでいくことができるところは、ルフィの強みではないでしょうか。
一方で、「(海賊王に)おれがなるって決めたんだから その為に戦って死ぬんなら別にいい」のセリフに代表されるように、いざという時の覚悟もルフィの強さの理由の一つと言えるでしょう。
近頃はゴムゴムの実の重要性や、ジョイボーイ説についてなど、ここへ来てますますその存在に意義を増しているルフィ。海賊王になるその日まで、高みへ登ったその先の、夢の果てに届くまで、彼の航海を見守っていきましょう。
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