『機動戦士ガンダム00』舞台レポート|前山剛久「抱きしめたいな、ガンダム!」

『機動戦士ガンダム00』舞台レポート|前山剛久「抱きしめたいな、ガンダム!」
2019年2月15日(金)より日本青年館ホールにて公演中の舞台『機動戦士ガンダム00 -破壊による再生-Re:Build』。『機動戦士ガンダム』の40周年、そして『機動戦士ガンダム00』の10周年を記念しての舞台化は、制作陣の熱量と愛情を感じる新しいチャレンジとして注目を集めています。こちらの記事では、ゲネプロの様子をレポートします。

ぶつかり合う信念と……コックピット!? これが"ガンダム"の舞台だ!

パトリック・コーラサワー:瀬戸祐介

パトリック・コーラサワー役:瀬戸祐介さん

”ガンダム“というと戦闘モノ、ロボットアニメと捉えられがちですが、初代(ファースト)と呼ばれる『機動戦士ガンダム』 から常に描かれているのは、シビアな戦争の狭間で、もがきながらも生きる濃厚な人間ドラマ。
舞台版『ガンダム00』でも、約2時間30分という限られた時間の中で、様々な不条理に立ち向かうガンダムマイスターたちの姿が描かれています。

誰もがまず気になる"モビルスーツ戦闘"の演出方法は、役者が乗っている高さ2m以上に及ぶコックピット(ガンダムの操縦席)を模したシートが、アンサンブルたちの手によって縦横無尽に駆け巡るという手法をとっています。
このコックピット同士が衝突するような挑戦的な演出と、時に嘆き叫び、時に怒り吠えるキャストたちの感情溢れる演技によって、ステージは紛れもない“戦場”となるのです!!

またさらに注目すべき演出は、ビームサーベルの登場。
主人公の刹那・F・セイエイ(橋本祥平さん)と、ガンダムに執着するユニオン軍のグラハム・エーカー(前山剛久さん)の戦闘シーンでは、グラハムの愛機"フラッグ"で追い詰められた刹那が、ビームサーベルを抜刀し、切りかかります! 
その瞬間、光るビームサーベルと同じ色の照明が舞台上を鋭く横切り、観ている観客席も思わず「おおっ!」と声を上げそうになる大迫力です。

アニメでは、モビルスーツに乗っている時のキャラクターたちはヘルメットをかぶっており、さらにモニター越しに戦っているのでその表情はカットインの演出になりがちです。しかし、実際に俳優同士が刃を交え、その表情がよく見えるという舞台ならではの演出になったことで、刹那VSグラハムは勿論、因縁のある相手同士の戦闘が、一層熱く表現されています。

特に印象的だったのは、アレルヤ・ハプティズム(鮎川太陽さん)ソーマ・ピーリス(希代彩さん)の"超兵"対決! 
人為的に能力を高められた、いわゆる強化人間同士の戦いです。普段は大人しいアレルヤですが、別人格のハレルヤに意識をもっていかれ、戦闘も口調も荒々しいものに。
「てめぇも俺と同じだろ? 脳も身体もあちこちいじくりまわされた化け物だよなぁ!?」とコックピットから乗り出しピーリスの胸倉をつかむハレルヤ。負けじと睨み返すピーリスの鋭い瞳にも痺れるものがあります。
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aichu

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