numan編集部
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ビジネス的なものはさておき、チャット上では「書き言葉」より「話し言葉」を使用する人は多いだろう。もちろん世代によっては「書き言葉」の方がいいという人もいるし、ちょっと頑張ってみた結果、いわゆる「おじさん構文」スタイルの句読点と絵文字過多の文章になってしまう人もいる。
そして「り」のような言葉は「話し言葉」とはまた異なる言葉として、2018年に文化庁が「打ち言葉」と定義している。これらは「話し言葉の要素を多く含む新しい書き言葉」を意味しており、「おk」や「うp」などのネットスラングもこれに属している。
こういった流行りの言葉というのはどの世代にもあるものだ。昭和世代が使った言葉も、平成世代が使った言葉も、他の世代に話すとピンと来ないもの。「テキストコミュニケーション」が重要視される現代では、テンポ良く気持ちを文章で伝えるのにコンパクトな「打ち言葉」が重宝されるのだろう。
若者言葉はまだまだ奥が深そうだ。
他の若者言葉との複合形。
・A「電車死んだ」→電車が遅延もしくは運休。
B「そま?」→それマジ?
A「最悪」「バスで行くわ」
B「り」
・A「〇〇(人物名)のビジュ良すぎん?」→〇〇のビジュアルがとても良い・
B「それな」→同意の言葉
B「〇〇のライブの円盤持ってるけど見る?」
A「ま?」→マジ?
「あざ」→ありがとうございます
B「明日持ってくわ」
A「り」
「り」を使用するのは主に10代~のZ世代が多いといわれている。
うまく取りまわすことができるようであれば他の世代でも使えなくはない言葉だが、2022年8月にsimejiが発表した「気になるおじさん構文の特徴」TOP10では「頑張ってイマドキの若者言葉を使っている」がランクイン。一例として「“り”を多用している」が挙げられてしまっているので、使用する際には注意されたし。
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