本垢/裏垢(ほんあか/うらあか)

「本垢/裏垢」の意味

SNSにおいて使用される「アカウント」を指す言葉。
本垢は「本アカウント」の略語で、裏垢は「裏アカウント」の略語。
「本垢」とは表立って使用しているメインアカウントのこと。鍵をかけず、公の目に触れても当たり障りなく、明るい内容が投稿されるのが一般的。

対して「裏垢」は「本垢では言いづらいことを発信したい」などの理由で作られたアカウントを意味する(「サブ垢」とも呼ばれる)。
裏垢に投稿する内容は趣味のこと、愚痴、恋愛事情など人によりさまざまだが、親密な一部の友人だけに公開しアカウント主のよりプライベートな一面がわかる内容であることが多い。

「裏垢」は“非公開設定”をした「鍵垢」にしていないと見られたくない人に見つかる可能性もある。
時たま芸能人など著名人の裏垢が一般人に発見され、赤裸々すぎる投稿が拡散され炎上する事件も……。

また、特に裏垢のつもりはなくても、声優について語る「声優垢」、2.5次元について語る「2.5次元垢」など複数のアカウント(「複垢」と呼ばれる)を作る人は多い。

しかし、例えば同じアイドルグループの複数のメンバーを応援するアカウントを作った場合、「○○くん一筋じゃなかったの!?」と仲間と揉めることもあるという。

さらに、SNS以外にオンラインゲームなどで複数のアカウントを作ってゲームを有利に進める人もいるが、公式では禁止されていることが多く、結果的に「BANされて全てを失った」ということになりかねない。

「垢」の使い方においては、くれぐれもモラルを意識しよう。

「本垢/裏垢」の語源・由来は?

「アカウント」を「アカ」と略しパソコンやスマホで変換すると「垢」と表示されることから、ネット上でその表記が広まっていった。

「本垢/裏垢」の使い方を例文でチェック!

「裏垢にツイートしよう思ってた写真、本垢に投稿しちゃって焦ったwww」
「サンシャイン池崎の裏垢、超絶怒涛に癒される」
「あの子の裏垢、私は教えてもらってない……」

「本垢/裏垢」に関連する言葉

身バレ⇒“身元がバレる”を略したネットスラング。名前や顔を伏せていたも関わらず、身元がばれてしまうこと。
公開処刑⇒“皆の前で恥ずかしい思いをする”状況を表したネットスラング。
ネットリテラシー⇒“インターネット・リテラシー”の略語。ネット上の情報を正しく扱える知識・能力のこと。

numan編集部

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