numan用語集「ミュートメイク」

ミュートメイク(みゅーとめいく)

「ミュートメイク」の意味

「ミュートメイク」(みゅーとめいく)とは、色味やツヤ、ラメなどを控えめにしたメイクのこと。肌の色に近い、ベージュ系でマットにまとめる。
元々の肌や唇の色を活かし、ナチュラルな仕上がりを目指すのが一般的。

韓国から世界に広まったトレンドメイクのひとつで、女性アイドルグループ「NewJeans」のミンジにより人気が急上昇した。ファッション誌の特集テーマになったり、コスメブランドが特化製品をリリースしたりと、日本国内でも注目度が上がっている。

同じく韓国から流行した「クアンクメイク(=作り込んだナチュラルメイク)」のひとつと考える場合もある。

ミュートメイクで多用される、くすみのある落ち着いた色味を「ミュートカラー」「ミュート系カラー」と呼ぶ。こちらは、有彩色に灰色が混じったスモーキーな色味であるため「グレイッシュ」と呼ばれるトレンドカラーでもある。

「ミュートメイク」の由来・語源

英語の「ミュート(mute)」=「弱める」「和らげる」「ぼかす」「抑える」などから。

 

「ミュートメイク」の活用例

「最近ミュートメイクが気になってる」

「この秋はミュートメイク一択!」

「韓国っぽいファッションなら、ミュートメイクを合わせたいな」

「カラーレスなメイクが好きだから、ミュートメイクが流行してるの嬉しいです」

「お店でミュートメイクができるコスメの特集やってたよ」

「このリップ、イエベのミュートメイクにおすすめです」

「ミュート系のアイシャドウがほしいな~」

▼ミュートメイクを成功させるコツは?
以下はミュートメイクを成功させる、代表的なコツの一例。

・チークは広めに入れて、肌との境界線は丁寧にぼかす
・眉は明るく淡いカラーで、存在感を薄める(うぶ眉を目指す)
・シェーディングは自然な陰影に見えるよう、細かめに入れる
・ハイライトは下地に仕込むか、輝度抑えめのパウダータイプで薄く重ねる
・アイシャドウは、パーソナルカラーに合わせたベージュ系で、上下どちらも広めにいれる
・マスカラは黒色でしっかり入れ、目力のアクセントにする
・リップは血色感が出やすいものを選び、オーバーリップ気味に盛る

▼ナチュラルな仕上がりでも「すっぴん風」ではない?
ミュートメイクは、肌や唇の色をはじめとして、本人の持つ魅力を引き出す意味合いが強い。自然な持ち味を強調するため、陰影や質感にこだわる傾向にある。ただし、ミュートメイクはすっぴん風を目指すものではなく、淡く控えめながらも「メイク感」はしっかり残すものを指す。

▼女性芸能人のトレンドもミュートメイク
韓国の女性アイドルから爆発的な人気を巻き起こしたこともあり、日本の女性アイドルや芸能人の間でも、ミュートメイクが大流行している(2024年秋現在)。
2024年9月号のファッション誌『VOCE』には、元乃木坂46メンバー・白石麻衣が「秋のミュートメイク計画」という企画に登場した。白石は「どのパーツにも強い色を使っていないのに華やぎもある。秋のミュートメイクって素敵ですね」と語っている(※1)

モデルの上西星来も、同『VOCE』の「秋のベージュミュートメイク」企画に参加。プロが提案する、アンニュイな印象のミュートメイク姿が掲載された(※2)

▼韓国のメイク動画も参考にしよう
韓国発祥のミュートメイクは、韓国のアイドルやモデル、インフルエンサーなどによるメイク動画やSNS投稿も多い。韓国語では「뮤트메이크업」と表現され、タグ付けも多く行われているため、参考探しに検索してするのもおすすめ。

※1
【白石麻衣】がミュートメイクに挑戦!淡く盛る“5大鉄則”をプロが解説
https://i-voce.jp/feed/3474303/

※2
【上西星来】秋のミュートメイクはベージュでアンニュイに!
https://i-voce.jp/feed/3622745/

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