ターンエンド（たーんえんど）

「ターンエンド」の意味

「ターンエンド」（たーんえんど）とは、ゲームにおいて、自分の手番が終了したことを宣言するフレーズ。転じて「自分ができることはここで終わった」というニュアンスのインターネットスラングとしても使われる。

『ドラゴンクエストX』では、敵が一定時間行動できなかった場合に、取ろうとしいていた行動をキャンセルし、別の行動を起こすことを指す。
「ターンエンド攻撃」と言う場合は、「壁や相撲によって、ターゲットに攻撃できない状態が一定時間続いた場合に発動する攻撃」を指す。
ターンエンド攻撃が発生する時間については、敵の種類や強さによって変わる。

このように、ロールプレイングゲームやカードゲームなど、様々なタイプのゲームで使用される表現。ゲームによって意味が大きく異なるため、使用シーンには注意しよう。

TVアニメ『遊戯王』には、「カードを１枚伏せ、ターンエンド」というセリフが登場する。
これは「魔法＆罠ゾーンをセット」という意味。これが転じて「非常に強い攻撃の支度が整った」というニュアンスのインターネットスラングとして使われることがある。

「ターンエンド」の由来・語源

カードゲームにおける「ターンエンド」は、「自分の手番（＝ターン）」が「終わる（＝エンド）」から由来する。
トレーディングカードゲーム『バトルスピリッツ』の公式サイトには、「ターンの最後はエンドフェイズだ。自分のメインフェイズやバトルフェイズで、できることがなくなったら「ターンエンド！」と言って、自分のターンを終了することをハッキリ伝えよう」と記載がある。

『ドラゴンクエストX』における「ターンエンド」は、「敵の行動が制限された場合（＝手番・ターンがエンドしている場合）」という表現から転じたと思われる。