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numan用語集「推しピク」

推しピク(おしぴく)

「推しピク」の意味

「推しピク」(おしぴく)とは、近年春先の流行となっている「おしゃピク」と「推し活」を組み合わせた造語である。
元来、キャラクターのアクリルスタンドやチェキなどを持ち歩いて撮影し、SNSで投稿することは「推し活」の定番であるが、それの進化版といったところである。同用語は、10代~20代女性向けトレンドメディア「Trepo(トレポ)」が集計した2023年上半期のZ世代トレンド調査をもとにした「2023年上半期Z世代トレンドランキング」で「コト・モノ部門」の第5位を獲得している(※1)

「推しピク」の由来・語源

そもそも「おしゃピク」とは、「おしゃれなピクニック」の略語である。2016年頃からSNS発信で流行がはじまり、2018年にタレントでモデルのローラさんが自身のSNSに投稿したことからブームが加速し、今に至っている。「推しピク」は、まずベースとして「おしゃピク」があり、そこに「推し活」の要素が加わったものである。

「おしゃピク」の基本要素は以下の通りだ。
1.ポップな柄、あるいはシックなものなどイメージに合わせたレジャーシート
2.木製のバスケットやカッティングボードなどナチュラルなおしゃれ感が出る小物
3.カラフルな紙容器や包装紙など、ピクニック感が出るもの
これらのアイテムを基本に、「写真映え」を考えてさまざまなアイテムを用意する。
飲食物に関しては手作りで用意して、上記で記載したようなものに詰めるということもあるが、あえておしゃれなお店でテイクアウトして、それらも込みで「映え」を狙う場合もある。

これが「推しピク」となると、これらに加えて「推し活」の定番であるアクスタなどのアイテム、夜間であればペンライトなども活躍する。また、いわゆる「推し色」のクッションやパーティー用の風船、ドリンクボトル、ピックなどを用意すれば「推し活」としての側面もありつつ、華やかさも演出できる。
従来では、ホテルやカラオケで「本人不在の誕生会」や「DVD鑑賞会」などを行い、室内を盛大に飾り付けたり、「祭壇」を組んだりするなど、屋内が多かった。しかし、トレンドの「おしゃピク」と組み合わせることにより、自然光での撮影でより「SNS映え」を狙えることや屋外という開放感もあって、新たなムーブメントになりつつある。

 

「推しピク」の活用例

A「推しピクしたすぎるんだが」
B「〇〇ってとこ、椅子とかレンタルできるってよ」
A「え、マジか。行こうよじゃあ」

C「推しピクしたことある?」
D「あるよ」
C「え、どない」
D「なんかこう……自然の中で推し活すると、健康な感じする」
C「wwww」

E「今度推しピク行くから、今から色々仕込んでる」

F「〇〇誕だから、今日は推しピク。めちゃくちゃ楽しい!」

※1
Trepo girls(トレポガールズ)が選ぶ「2023年上半期Z世代トレンドランキング」
2023年6月1日発表

おしゃピク(おしゃぴく)

推し事(おしごと)

アクスタ(あくすた)

本人不在の誕生日会(ほんにんふざいのたんじょうかい)

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