numan用語集「クーデレ」

クーデレ(くーでれ)

「クーデレ」の意味

「クーデレ」(くーでれ)とは、日本のアニメやマンガ文化から生まれた俗語。キャラクターのタイプや属性(性格特徴)を表すために用いられる。クーデレは、次のふたつの異なる属性を組み合わせた言葉である。

クール
「クール」は、感情をあまり表に出さない、冷静で冷淡な属性を指す。クールなキャラクターは感情を隠すことが多く、他人に対して無関心にすら見える。

デレデレ
「デレデレ」は、恋愛的な感情を表すときに使われる言葉。キャラクターが恋愛対象に対して甘えたり、愛情表現をするときの優しさや温かさを指す。

つまり、一般的に「クーデレ」とは、キャラクターが性格や感情をあまり表に出さずクールで冷静な一方、恋愛対象に対しては一転してデレデレと甘えるような属性をもつキャラクターといえる。このようなキャラクターは、ストーリーの進行とともに感情を表に出しやすくなることがあり、その変化が物語の魅力の一部となることが多い。視聴者にとって、予測がつかない驚きや魅力を持たせる手法の一つとして用いられる。

「クーデレ」の由来・語源

「クーデレ」は、日本のオンライン掲示板文化やアニメファンの間から生まれたとされる。徐々に一般的なアニメやマンガの批評においても広く使われるようになっていった。ちなみに「クーデレ」のキャラクターは、先述の特徴に加えて、しばしば次のような特徴ももっている。

▼感情の抑制
クールな一面では、感情をほとんど表に出さないか、冷静で無表情でいることが多い。このため、他のキャラクターは彼らの本当の気持ちを理解しにくい。

▼内面の葛藤
しばしば内面では葛藤を抱えており、感情と冷静さの間で揺れ動くことがある。この葛藤が、物語の深化とキャラクターの成長を示す手段として用いられやすい。

 

クーデレ以外にも、さまざまな「デレデレ」タイプが存在する。

ツンデレ…初めはツンツン(冷たい・厳しい)でありながら、後にデレデレになるキャラクタータイプを指す。クーデレはツンデレの派生語でもある。

ヤンデレ…病んでいる・恋愛対象に対する危険な愛情をもつ。

クイーンデレ…女王様のように高慢であるが、特定の相手に対してはデレデレとなる。

このほか、実に様々な「デレデレ」タイプが生まれている。

また、クーデレキャラクターは個別の特徴や背景を持ち、一律な特徴をもつわけではない。クールさやデレデレさのバランス、感情の変化の速さ、恋愛対象などは作品やキャラクターごとに異なり、この多様性がキャラクターを魅力的にし、視聴者に共感を呼び起こすなどしている。

 

「クーデレ」の活用

友人A「最近のアニメで、新しいキャラクターが登場したよ。彼女は初めは冷たかったけど、最近はデレデレになってきたんだ」
友人B「ああ、それってクーデレタイプだね」

女性A「彼、最初はすごくクールだと思ってたけど、最近は私にとってデレデレな一面も見せてくれるんだ」
女性B「それって素敵なクーデレじゃない?笑」

アニメでのシーン1:キャラA(クーデレ)が無表情でいる
アニメでのシーン2:キャラB(恋愛対象)がキャラAに近づいて、優しく微笑む
アニメでのシーン3:キャラA(デレデレ)が顔を赤らめて、照れくさい笑顔を見せる

ツンデレ(つんでれ)

ヤンデレ(やんでれ)

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