意味怖（いみこわ）

「意味がわかると怖い話」の略。一見特におかしなところはないが、よく考察してみると、ぞっとする真実が隠されている話のこと。SNSやまとめサイトなどで拡散される人気ジャンルのひとつだが、発祥は2ちゃんねる（現：5ちゃんねる）のオカルト板からだと言われている。

内容は平和な日常の話かと思いきや実は人が死んでいたり、親切な隣人が殺人犯だった……など、ちょっとひねったオチが特徴。怖い部分を探すという点では“闇が深い”シリーズと類似する。

基本的に自作の話ではなくネット上にある誰かの話がコピペされており、中には「意味がわかれば」というところに重点を置きすぎて支離滅裂になったり、何度も拡散され定番になっているエピソードも存在する。

近年ではイチから創作をしたオリジナルストーリーも多く、アプリ化や書籍化もされている。

似た略し方で「本怖（ほんこわ）」という言葉があり、こちらは主に、毎年夏に放送されるフジテレビのドラマシリーズ『真夏の恐怖ミステリー ほんとにあった怖い話』を指す。

毎回ドラマが流れた後、「ほん怖クラブ」に所属する小学生たちと稲垣吾郎氏がドラマ内容について話しあい、おまじない「ほん怖五字切り」をするのがお決まりである。