我妻善逸の闇――『鬼滅の刃』は"特別になりたい"彼の成長物語だ【キャラの魅力解剖】

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 我妻善逸の闇――『鬼滅の刃』は"特別になりたい"彼の成長物語だ【キャラの魅力解剖】
大ヒット作品『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの魅力に迫る連載コラム。今回は、人気キャラクター我妻善逸をピックアップ。二面性だけでは終わらない彼の真の魅力とは?
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アニメ2期放送開始も待ち遠しい、まだまだ話題の『鬼滅の刃』

今作に登場する様々なキャラクターの魅力を解説する本連載コラム、煉獄杏寿郎宇髄天元鬼舞辻無惨に続き今回ピックアップするのは作中屈指の人気キャラ・我妻善逸です。

原作の人気投票でも1位を獲得したこともある大人気キャラの善逸。インパクト抜群の汚い高音が印象的な一方で、いわゆる「やる時はやる」ヘタレキャラなイメージが強い方も多いはず。
異業の鬼に立ち向かう鬼殺隊であるにも拘わらず、鬼への恐怖で任務から背を向けたり、怖い、嫌だ、と泣き喚いたり。

ある意味では一番私達読者や視聴者が親近感の湧く存在である点も、彼の大きな人気の秘密でもあることでしょう。

Blu-ray『 鬼滅の刃 7』

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善逸の事を語るにあたって、よく話題に上がるのはやはりビビりな性格と眠りに落ちた際の真の実力の二面性です。

しかし今回は敢えてそこにはふれず、我妻善逸という少年がずっと心の奥底で抱いていた、「かけがえのない、唯一無二の存在意義のある自分になりたい」という思いについて。彼の闇とも呼べる深層意識を考察したいと思います。

※本記事は性質上、アニメ1期以降の原作の内容を含みます

賑やかな善逸の闇…真っ黒な無意識領域は絶望だった

炭治郎たち主人公トリオの賑やかなやり取りを見ていると失念しがちですが、実は善逸の生い立ち自体はお世辞にも幸せなものではありません。
3人の中で唯一、彼は自身の親について一切何も知らない形で生まれ育っているのです。

「本物の捨て子ならおくるみに名前も入れねえよ 俺みたいにな」
(『鬼滅の刃』19巻より引用)
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