『半妖の夜叉姫』第26話の謎。殺生丸の刀と薙刀には共通点がある？理玖の好意の裏側は…

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。第26話「海の妖霊」では、朴仙翁の手がかりになるという妖怪を探しに出たせつなともろはが、難儀している尼に出会い……。

理玖ととわの関係性にキュンとする一方で、理玖には裏があるのではないかという声も噴出しています。そして「所縁の断ち切り」には“斬らない”使い方もある模様。りんを救う鍵となるのでしょうか。みんなの考察は？

とわたちの戦いを見守り、ピンチを救った理玖。そして助け舟を出したのが理玖ではないかと瞬時に察したとわ。
1期ではとわがストレートに「好き」と伝え急接近していたこともあり、恋愛関係にあるとは言えないまでも特別感のある関係性に「理玖がとわを守った時悶えた」「好意があるんだろうなあ」と反応が見られました。

しかし、登場時から謎な点が多い理玖。なぜか海外の言葉を知っていたり、「愛する人しか殺さない」と意味深な発言をしたり、麒麟丸の腹心でありながら裏切ったり……。
なんだか信用ならない裏のある人物といったイメージがついていることから、今回とわを守ったことについても、何か狙いがあるのではないかという声があがっています。

ネット上では、「理玖なら自分が殺すまで無事でいてほしいから守ってるとかありそう……」「とわのことだけ様付けだし、とわが獣王の後継になる未来を知っていて守った？」「とわ達と仲良くしといて、所縁の断ち切りで麒麟丸との縁を切りたいとか……？」「自分に利益があるとかじゃなきゃわざわざ守らなそうだよなー理玖は」などさまざまな憶測が囁かれており、やはりみんな理玖の真意がわからない様子。

一方で「好意があることは間違いなさそうなんだけど……」と、理玖を信じつつも疑う気持ちを捨てきれない意見も共感を集めていました。
虹色真珠を奪おうとして近づいた時、とわの優しさに意表をつかれていた理玖の様子を考えると、今は何か思惑があったとしても、とわの立ち回り次第では味方のままいてくれそうな気もしますよね。

さらに中には「狙いがあるとしてもイケメンだから許せちゃう」なんていう声も。謎すぎる美青年、理玖の動向にも引き続き注目していきましょう。

そして、海蛇女との戦いの中でせつなの新たな武器「所縁の断ち切り」が反応するという新展開が！
せつなが海蛇女とその想い人であった漁師を繋ぐ赤い糸を見ることができたために、解決の糸口が見つかりました。

しかも、せつなが赤い糸を斬ることで文字通り縁を断ち切り、海蛇女の心の呪縛もなくなる……という展開を誰もが予想する中、糸を斬らず海蛇女と漁師をもう一度引き合わせることで海蛇女の心を溶かしたのです。

もし、あの場で赤い糸を斬っていたら、海蛇女と漁師にはどんな結末が待っていたのでしょう。

『半妖の夜叉姫』公式ツイッターに投稿されている「半妖の夜叉姫 豆談義 ♯78」でも、海蛇女は“倒された”のではなく“救われた”とされており、赤い糸を斬らなかったことが鍵となっているように考えられます。
斬らずに救う薙刀は、人を救う刀である殺生丸の天生牙にも通じるものを感じますよね。

果たしてりんと是露の縁を断ち切るべくこの赤い糸を斬ったとき、りんは無事に目覚めることができるのでしょうか？　

また、せつなは赤い糸の先に繋がる漁師の願いを聞くことができました。
りんと是露を繋ぐ縁が見えた時も、せつなはりんの声を聞くことができるのでしょうか？

「所縁の断ち切り」の使い方はなんとなく見えてきたものの、まだまだ謎なことだらけ。あの赤い糸を斬った場合のエピソードも、今後描かれることを期待したいですね。