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■山田一郎(やまだいちろう)/MC.B.B(エムシービッグブラザー)
CV:木村昴
誕生日:7月26日 年齢:19歳 身長:185cm 体重:68kg 職業:萬屋ヤマダ
元【The Dirty Dawg】メンバー。萬屋ヤマダ経営。
同世代のイケブクロで名を知らない者がいないほどの不良であった。
性格は 情に厚く、弱いものいじめが嫌いで、困っている者を見捨てられない正義漢。
非常に 兄弟思いで面倒見がいい。
趣味はアニメ鑑賞。ラノベは新刊を全て読み漁る。
趣味をバカにされるとキレて手がつけられない程に暴れる。
ヨコハマ・ディビジョン碧棺左馬刻とはとある事情で犬猿の仲。
※名前の隣はMC NAMEです
これがプロローグ 初めの一歩
踏み出さない奴にはない進歩
常にNO.1player 蹴散らすぜヘイター
行く手阻む奴にゃpayback ※payback=復讐、報復
We are the Dream team その名をBUSTAR(bros!)
ブクロ代表 カス蹴っ飛ばすか
全体的に挑戦的で挑発的な歌詞で、一郎の自信あふれる好戦的な性格がうかがえる内容となっています。
『俺が一郎』というインパクトのあるタイトルどおり、歌詞の中で何度も連呼する自分の名前。
世界中のヤツらに自分の存在を知らしめてやる、俺の名前を覚えておけ、というまさに"山田一郎"をあらわす歌だと感じられます。
最初から最後までノンストップで綴られるポジティブなリリックは、一郎の男気あふれる性格そのものですが、選ぶ言葉も特徴的です。
I luv Hip Hop これが道標
切り開く道で 連れてくぜ異次元
着いて来れるやつは来い いくぜ
新たな天井 超えたその先へ
「初めの一歩」、「進歩」、「これが道標」、「切り開く道で」のように、"道"にかかわる単語が目立ちます。
とにかく前へ。今よりも前へ。前人未到の場所に行ってやる――まるで"そこ"がどこなのか一郎には見えているかのように、はっきりと先を見据えています。
弱者いじめは柄じゃねえ
誰が裂ける おれら兄弟の絆
無いぜ限界 すでに前代未聞の skill で
前人未到さ
仲間や家族 兄弟のためだ
仲間 家族 舐めたら kill 'em 容赦なく
おれら兄弟 揃えば無敵だろ
どんな作戦も 完璧に遂行
曲がったことが大嫌い
筋通すため歌うから give me da MIC
夢掴んだら離すな兄弟 理想が現実
超えるその日までは
しかも大事なのは、一人じゃなく、家族――兄弟たちと一緒に行くこと。 『俺が一郎』の歌詞の中には「家族」、「兄弟」という言葉も繰り返し登場します。
何よりも仲間を大切にし、信じることが出来るのが一郎の強さの秘訣なのかもしれません。
ただ怖いもの知らずで無鉄砲に突っ走るのではなく、大好きな家族がいるから頑張れる。二郎や三郎の存在が、一郎の原動力になっているんですね。
これが新世紀の RAP.new generation(中略)
まだ見ぬ天井があることが
おれらのゲンドウ力(りょく)闇を切り裂く
明日が雨(レイン)でも 仲間をシンジ(中略)
どんな戦況でも 逃げちゃダメだ
(中略)
never give up 声で使徒(しと)める悪戯
次のインパクトに備えろ rum show
原動力といえば気になるのが、ところどころに散りばめられている『新世紀エヴァンゲリオン』ネタ。
「ゲンドウ力(りょく)」、「明日が(アスカ)雨(レイン)でも仲間をシンジ」、「使徒(しと)める悪戯」など、知っている人は思わず反応してしまうリリックが隠れています。
主人公のシンジをはじめ、レイやアスカ、父親ゲンドウの名前まで……音だけでは気がつかなくても、歌詞を見て驚いた方も多いのではないでしょうか?
"使徒"と初めて戦う直前のシンジの有名なセリフ「逃げちゃダメだ」や、テレビアニメのサブタイトル"見知らぬ、天井"ネタなど、一郎のアニメ好きがこのように表現されているのが興味深いです。
ご存じの方も多いと思いますが、『俺が一郎』を作詞した好良瓶太郎氏は歌っているご本人・木村昴さんです。 ラップを愛する木村さんだからこそ書ける言葉遊び、さすがですね!
ヒップホップならではの英語のスラングもたくさん入っているので、今まであまりラップに触れてこなかった方もこの曲で覚えてみてはいかがでしょうか。
弱者いじめは柄じゃねえ
誰が裂ける おれら兄弟の絆
疼きだすぜ あの日の古傷が
こちらの歌詞も気になる部分です。
「あの日の古傷」とは一郎の不良時代のことを指しているのでしょうか。それとも、過去に何か因縁がありそうな碧棺左馬刻と関係があるのでしょうか……?
一郎は過去に"The Dirty Dawg"というチームを組んでいて、そのときのメンバーがそれぞれイケブクロ・ヨコハマ・シンジュク・シブヤディビジョンのリーダーとなっています。
伝説とまで呼ばれたチームに何があったのか、非常に気になるところです。
一郎が冒頭で歌っているように「これがプロローグ」で「初めの一歩」。まだまだ一郎たちの戦いは始まったばかりです。
大切な弟たちと結成した"Buster Bros!!!"がどのように突き進んでいくのか楽しみですね!
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