アニメ『ハイキュー!!』4期18話、梶裕貴の演技が素晴らしい…「研磨を完璧に表現してる」「梶さんで良かった」

『ハイキュー!! TO THE TOP』第18話「罠」は、第17話に続き、音駒VS早流川工業の戦い。「音駒の脳を潰す」という早流川の策に、研磨の仕掛けた“罠”とは……!?

まさに「研磨回」ともいうべき、研磨の魅力が全開だった18話。
今まで研磨が見せなかった豊かな表情や、担当声優である梶裕貴さんの演技に注目が集まるなど、ファンが盛り上がったポイントをSNSのコメントとともに振り返ります。

早流川の策によってコート内を走らされ、体力をどんどん削られる研磨。ついに足がもつれ、コート内で転んでしまいます。
フラフラになりながらも足を止めない研磨の姿に、SNSには「必死に走ってる研磨見てるだけで泣いちゃう…」「研磨がんばぇぇ！」と、研磨の頑張りを見守る声が溢れました。

そんな研磨の状態を見た早流川は策が効いているのだと確信。しかし、直後の音駒のレシーブ、そして研磨の動きに違和感を覚えます。

「こっちだよ」と早流川のブロックを誘い出し、気づかれたら反対へトスを振る研磨。
なんと研磨は、相手の策に気づいた上で、走らされているように見せかけつつ意図的にレシーブをずらして、相手のブロックの反対側をつくという、より自分に負荷のかかる作戦を、音駒の勝利のために提案していたのです。

タイムアウト中、早流川の策に「慣れてみせる」と言い切る黒尾と、「過保護上等！セッターを動かさねぇのが音駒品質だ」と胸を張る夜久。
しかし研磨は、そんな彼らに早流川の攻撃に慣れた上で、研磨の欲しいところへボールを上げてほしいと高度な要求を投げかけます。

このやり取りに、音駒推しは大歓喜！　「研磨のチームへの信頼が泣ける（泣）」「このあとの全員の『了解！』がいいんだよなあ」「やっぱ音駒最高だ…」と、音駒の“脳と血液”の関係にグッとくる声が多く見られました。

しかし激しい試合のなかで、並外れた集中力が切れはじめる研磨。極限の状態で猛虎とのやり取りを回想し、根性ってなんだろうと考えます。
「根性って多分、最終奥義……精神と体力を鍛えてきたものが満を持して発動できるもの、俺には使えない必殺技」――それをチームのみんなは使えるのだと、強いのはおれじゃなくてみんなだと信じる研磨。

そのみんなの勝利のために、最後の最後に渾身のセットアップ…… ！

⇒次ページ：研磨かわいいかよ！

試合後、ボロボロの研磨はバナナをむしゃむしゃとほおばりながら「“仲間のためにがんばる”はおかしいこと!?」と叫びます。仲間と呼ばれて感極まる海、涙ながらに抱きつこうとする猛虎、驚きつつも、うれしそうな黒尾。

常に淡々とした表情を崩さず、根性を嫌い、「がんばる」から遠いところにいた研磨が、みずから「仲間のためにがんばった」と言った記念すべき1戦。研磨を支える黒尾、夜久、海、猛虎、福永の姿もそれぞれしっかりと描かれていて、音駒の絆を強く感じました！

SNSには「バナナほおばりながらキレる研磨かわいいかよｗ」という声のほか、「研磨、やっぱり君も根性の使い手だよ…！」「研磨が音駒のことを本当に仲間だって思ってるのが伝わってきて泣いちゃう」と、改めて研磨の内面の変化を感じた視聴者からの声が多く寄せられていましたよ！

⇒次ページ：「研磨が梶さんで良かった！」

さらに、多くのファンが言及していたのが、研磨のCVを担当する梶さんの演技でした。

「梶さんが研磨の声優で本当に良かった」「研磨のダウナーな感じとか可愛さとか、梶さんが完璧に表現してくれるのがたまらん…」「研磨がいろんな表情見せたのと同じだけいろんな声があって、素晴らしかった」と絶賛する声が続出。

梶さんも自身のツイッターで研磨の表情に触れられていましたが、その魅力を十二分に引き出してくれたのが梶さんの演技だったことは間違いありません……！

「おい烏野、来たぞ。俺たちは、来たぞ」

音駒メンバーが見守る中、来週から、物語は再び烏野VS稲荷崎戦へ。
烏野の守護神、西谷が宮侑の強烈なサーブに狙われ、試合は劣勢に……!! 19話も楽しみです！

（執筆：森本マリ）