アニメ『ONE PIECE』ゾロ、覇王色の伏線か。美女思いのサンジは騎士…なの！？【1011話】

尾田栄一郎先生原作のTVアニメ『ONE PIECE』（ワンピース）。2月20日に放送された第1011話は「よかねェよ！！サンジを誘う蜘蛛」。

サブタイトル通りサンジ大活躍の回となりました。下心と騎士道のはざま、かっこよさと面白さを炸裂したサンジにファンからのコメントは？

“美女が助けを呼ぶ声”を察知したサンジ。その声のする場所へ一目散！

「回り続ける女が一回転ごとに失っていくものは“布切れ”じゃねェ！！“キミ自身”だ！！！」とサンジなりの持論と名言（？）も飛び出す中、女性を助けに入ったもののそれは罠だったのです。しかし、サンジは女性が無事ならそれでいいと罠にかけた事を責めたりはしません。

そんな、敵陣であってもレディ第一な優しさとかっこよさ、女性の気配にたまらず飛びついてしまうちょっとおバカなところがせめぎ合う、サンジらしさ全開のシーンが視聴者を魅了。

SNSには「幸せそうで可愛いw」「あぁじゃなきゃサンジじゃない」「サンジの葛藤が面白すぎるw」といった声から、「罠にかかった直後にこれを言えるのは流石。ナイトだね」「男前」と称賛のコメントまでさまざまな感想が集まりました。

サンジの妄想の中では手乗りサイズになったサンジが傘をさして妖精のように空から舞い降りてくるなど、思わず笑ってしまう展開も続々！　咄嗟に美女の元へ向かったサンジに対する、ジンベエの反応もまた見どころです。

憎めない愛らしさと笑いを届けてくれたサンジの一方で、ゾロは前話より静かにたぎらせていた怒りを爆発させます。

人の命を弄ぶクイーンの非道なゲームに巻き込まれて足止めを食らううちに味方の腕が降ってきたその状況を、仲間想いで自分に厳しいゾロが許せるはずもありません。
「世界一強ェってカイドウを！！ブッた斬りに来たんだよ！！！」と力強く叫ぶのでした。

この言葉に視聴者からは「腹の底から言ってる感じ痺れた」「キレても筋が通っててかっこいい」「ゾロ様かっこよすぎるよ……」と絶賛のコメントが続々。引き締め役を担うゾロらしい見せ場となりました。

またこのシーンでは、ゾロの咆哮と同時に地震が発生したことで、ゾロが「覇王色の覇気」を使ったと匂わせるような描写もありました。
周りの人々がざわつく中でゾロは「おれなわけねェだろ」ときっぱり否定していましたし、実際今回のことはカイドウの仕業でした。

しかし、仲間のブルックまでがゾロに覇王色の力があると勘違いしたり、あえてゾロが覇王色を否定するセリフがあるところを見ると、今後覇王色の覇気が覚醒する伏線のようにも思えるシーンです。

海賊王への道も見えてきたルフィの右腕として、ゾロに覇王色の覇気があおかしくありません。現にロジャーの右腕だったレイリーも覇王色の覇気を持っていますよね。
ゾロ自身の強さもどんどんレベルアップしているので、この鬼ヶ島の戦いの中で覇王色の覇気が本当に開花するのかも？

サンジ、ゾロがそれぞれ彼ららしいかっこよさで活躍した第1011話でしたが、サンジを誘った強敵、ブラックマリアにも注目が集まりました。

遊郭の館にいるブラックマリアはまさに遊女のような出立ちで、見とれてしまうほど美しい容姿をしています。
サンジ目線のフィルターも相まってか、その妖艶さや美女っぷりはより際立っており「可愛すぎだろ」「惚れた」「俺も美女に弄ばれて朽ち果てたい」との声が。サンジのようにブラックマリアの色香にあてられてしまう視聴者が続出していました。

サンジの妄想の中での彼女は頬を赤く染めていたりもして、より可愛らしさを感じられました。うるティと並び、百獣海賊団の華として人気が上昇していくこと間違いなしです！

【原作】
尾田栄一郎（集英社「週刊少年ジャンプ」連載中）

【出演者】
モンキー・D・ルフィ： 田中真弓
ロロノア・ゾロ： 中井和哉
ウソップ： 山口勝平
ナミ： 岡村明美
サンジ： 平田広明
トニートニー・チョッパー： 大谷育江
ニコ・ロビン： 山口由里子
ほか

放送日：毎週日曜 9:30～10:00 より放送中
オフィシャルサイト：https://one-piece.com/