『半妖の夜叉姫』第27話の謎。麒麟丸はなぜ産霊山を恐れる？推測される３つのポイント

次々謎が解けていく中で、理玖の驚きの正体が明らかに。その一方で、希林理や時代樹に関する新たな謎も。また、産霊山と麒麟丸にある可能性も浮上……！？

以前から理玖と麒麟丸には親子説などが囁かれ、麒麟丸の腹心という設定からも関係の深さは周知されていたものの、体の一部、それも角が理玖になったというのは想定外でしたね。

さらには理玖と麒麟丸は視界が繋がっており、理玖の見聞きしていること全てが麒麟丸へ筒抜けであったことも判明しました。

このことから、理玖と並び怪しまれている希林理も麒麟丸の体の一部から生まれた分身なのではないかとの見方が強まっているようです。
ネット上では「希林先生ももとは麒麟丸の一部っぽいな」「理玖が角なら希林先生は麒麟丸の右目とか？」など様々な意見が。
角がなくなってしまった回想シーンを見てみると、当時は角が2本生えていたものの、現在は2本ともなくなっている様子。希林理が2本目の角だったという可能性も？

また、希林理は「一つに戻った麒麟丸と理玖の生まれ変わり」という考え方もあるようです。

弍の章での希林理の登場はいつになるのでしょうか。体の中でも“角”であるという点も、なんだか意味がありそうですね。

そんな中で、りんを封印している時代樹が夢の胡蝶を使って呪いの進行を遅らせることを教えてくれた上に、とわを現代へと送り届けた（＝是露の手から逃した？）りと殺生丸たちに知恵を貸し、協力してくれている様子でした。

真意の見えない謎の行動に、視聴者からも「時代樹やっぱり怪しすぎる」「なんで手を貸してくれたの？時代樹にとってもメリットがあるってこと？」「そもそも時代樹の精霊っていうのが本当かも怪しい……」「桔梗の姿をしてる時点で謎なんだよな……」と疑いの声が増えています。

果たして、時代樹の狙いとは一体……。

二つめは、産霊山の形について。
ネット上ではその姿は女性が何かを抱いているような形に見えるとも、麒麟丸の風貌にそっくりだとも話題になりました。
このことから、麒麟丸の妻が産霊山の精霊だったのではないかという説も浮上しているようです。

確かにこの山の形は中にいるりおんを抱いているようにも見え、“親”の存在を感じさせます。女性のような、麒麟丸のような不思議な山の形は何を意味しているのでしょうか。
『犬夜叉』に登場した伝説の巫女、翠子や犬の大将の亡骸を思わせるとの声もあり、産霊山自体が麒麟丸の妻の亡骸になっているのではないかとの予想も。

三つめは、麒麟丸が産霊山を恐れているという点。
麒麟丸は産霊山を警戒しているとの情報も明らかになりました。単に麒麟丸は霊力を持たないからという可能性も考えられますが、娘が場所を恐れているというのはなんだか不自然ですよね。

第28話ではそんな謎だらけの産霊山に、まさかの麒麟丸が待ち受けている……！？