numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
そんなオープニングから、今回も何やら面白いことになりそう!という期待感でワクワクしちゃいましたよね。オタクの葛藤と喜びがいたるところに散りばめられていた第5話を、今週も名言とともにふり返ります!
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あまりにカオスでやりたい放題な映像に目を白黒させつつも、あまりの貴重さに欲しくてたまらなくなる叶(小芝風花さん)。任侠さん(竹内まなぶさん / カミナリ)には「まだ買えるんじゃないっすか」とサラリと勧められますが……。
年齢や性別なんて関係ない!……とはいえ越えられない壁は確かにある。なんとも切ないオタク女子のダブルスタンダード。壁の高さは人それぞれですが、叶の気持ち、わかります。
一瞬固まって「家でゴロゴロしながら録画した特撮を観たり」「あとはヒーローショーとか」とぎこちなく答える叶と吉田さんに対し、あっけらかんと「やっぱオタクの基本は家かイベですね~」と笑うみやびさん。
見かねた北代さんが「それ(休みの日は何をしているかという質問は)オタクが会社で困るやつだから」とチクリ。叶も全力で同意します。
「休日は寝てる」と答えたら「一緒に遊園地に行こう」と誘われ、「いま金欠で」と断ろうとすると今度は「何にお金使ってるの?」と聞かれる……。オタク活動に注ぎ込んでいるなんて言えるわけがありません。
なんとも切ない結論ですが、まさに北代さんのおっしゃる通り。うまい言い訳って、なかなか見つからないものですね……隠れオタクの皆さん、上手にこの話題を避けて生きましょう!
吉田さんの強いこだわりのもと、叶もジュウショウワンのフィギュア撮影したりと、大はしゃぎします。
楽しい時間を過ごしつつも、就活が迫っているみやびさんは、4人の都合がどんどん合わせづらくなっていくであろうことにどこか不安を覚えている様子。そんなみやびさんに北代さんがかけた言葉がとても良かったのです。
実際、仕事をしながらオタ活をするのはなかなか大変です。休みの日の全部を推しのために使いたくても、現実的な仕事や生活や人間関係で、うまくいかないことも。そんな中で時間を作って一緒に過ごせるオタク友達がいるって、実はすごく幸せなことなんですね。
「私だってみやびさんと遊ぶ時間がなくなったら困るんだから、しっかりがんばってよね」そんなふうにみやびさんを励ます北代さん。いいお姉さんですね♪
同士がまたひとり増えたことに叶は上機嫌でしたが、その女の子が母親に言いくるめられる場面を目撃してしまいます。
その光景は、叶に“お母ちゃん”と、幼い頃の自分を思い出させます。特撮が好きだった。『テレビきっず』が読みたかった。黒いランドセルが欲しかった。そんな思いを「叶は女の子なんやから」の言葉で踏みにじられてきたこと……。
「男も女も関係ない。好きなものを選んでいいんだ」そう心のなかで叫ぶ叶。
小さな子どもは語彙も少ない、大人を負かすのは無理。でも、だからこそ、叶はその女の子にシシレオーのおもちゃを渡すことを決意。とまどう女の子に、力強く伝えるのです。
「変じゃないよ。ほしいって思ったもの、選んでいいんだよ」
「あのとき自分を肯定してくれる、そんなヒーローがいてくれたら私、どんなに心強かっただろう」
女の子の「ありがとう」という言葉にふり返ると、そこにいたのは幼い頃の叶だったのです。叶は、偶然出会った女の子の心だけではなく、過去の自分の心も救ったのかもしれません。幼い頃の自分が夢に描いたヒーローに叶自身がなれたのだと思うと、胸が熱くなるシーンでした。
ほかにもダミアン(寺田心さん)が吉田さんに恋に落ちる瞬間(!?)の「トゥンク……!」や、「トライガーのどこが好きですか?」と聞かれて「……尻?」と即答する吉田さんのやり取りにも思わずニヤリ。
次回はついにお母ちゃんが叶の家にやってくる!? 刻一刻と迫る最終決戦……第6話「ハハノキモチ」は今夜放送です!
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