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numan用語集「アイスバース」

アイスバース(あいすばーす)

「アイスバース」の意味

「アイスバース」(あいすばーす)とは、創作物における特殊設定の一種。
韓国の二次創作界隈から生まれた「ケーキバース」の派生形である。

「アイスバース」の由来・語源

そもそも「ケーキバース」というのは、アメリカのドラマ作品の二次創作から生まれた「オメガバース」の派生形であるため、派生の派生という形で存在しているのが「アイスバース」である。上記にあげたものは、いずれもジャンルを問わず使用できるが「アイスバース」は性質上、悲恋や死別ものの設定として使用されることが多い。
「アイスバース」の世界には「アイス」と「ジュース」が存在している。これらはいわゆる「第2の性」とは異なり「特殊体質」として扱われる。

「アイス」と「ジュース」の設定は以下の通り。

▼「アイス」
見た目は普通の人間と何ら変わりないが、普通の人間よりも体温が低い。そのため、自らを「アイス」と知っている場合、そうでない場合というパターンが存在している。「ジュース」と呼ばれる人間と結ばれると、飲み物に入れられた氷が次第に溶けていくように、3分以内に体が溶けて死に至る。
「アイス」は「ジュース」を見抜くすべを得ているが、「ジュース」に惹かれてしまう性質も持っているため、常に「もし、あの人がジュースだったら……」と慎重かつ恋に奥手になることが多い。しかし「あの人にだったら殺されてもかまわない」「看取られたい」「死んでもいいから結ばれたい」という思いから能動的に「ジュース」と結ばれるパターンが多い。

▼「ジュース」
「アイス」と同じく見た目は普通の人間と変わりない。というか「ジュース」は「アイス」を殺してしまうまで自身がそういった体質であることに気づくことがない。また、相手が「アイス」であると見抜くすべもないため、知らず知らずのうちに愛する人を殺してしまうという何とも救いのない体質である。「アイス」の死後は、自身の犯した罪にさいなまれ続けるというのがテンプレートである。あまりにも救いがない。

「アイス」視点では「メリーバッドエンド」的に捉えることもできなくはない(望んで死の道を選んでいるため)が、「ジュース」に関しては自らできることが何もなく、避けられない状況といっても過言ではないため、いわゆる「バース系」の中ではあまりにも報われないポジションである。
また、ほぼ確実に「死」が描かれる(場合によっては「ジュース」の後追いなどもある)ため、特に人を選ぶ設定である。

なお「オメガバース」などは商業作品も出版されているが、2023年末時点では「アイスバース」の商業作品は出版されておらず、二次創作のみで使用されている。

 

「アイスバース」の活用

「メリバ好きの腐女子~!アイスバース書いてみない?」

「アイスバース初めて知ったけど、切なすぎんかこれ」

「アイスバース、救いが無さ過ぎて好ハオ
→「好ハオ」とは「好き」という意味。「好」という漢字の中国語読みである。

ケーキバース(けーきばーす)

オメガバース(おめがばーす)

メリーバッドエンド(めりーばっどえんど)

Dom/Sub(どむ/さぶ)

巣作り(すづくり)

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