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numan用語集「ボンボン系菓子」

ボンボン系菓子(ぼんぼんけいかし)

「ボンボン系菓子」の意味

「ボンボン系菓子」(ぼんぼんけいかし)とは、砂糖で作られた殻で、チョコレートやフルーツ、シロップなどの具を包んだ一口サイズのお菓子のこと。
「ボンボン」「ボンボン菓子」「ボンボンキャンディ」「◯◯ボンボン」などの呼び名がある。

2024年現在は、TikTokを中心としたSNSで、様々なボンボン系菓子を紹介する動画が流行。
こちらは琥珀糖風のカラフルで半透明な殻で、甘いシロップを包んだものが一般的である。TikTok株式会社による「TikTok上半期トレンド大賞2024」の「グルメ&ヒットアイテム部門」にもノミネートされた(※1)

「ボンボン系菓子」の由来・語源

フランス語の「bon(=ボン・良いもの)」を、幼児語として重ねた言葉から。
フランスは当該のお菓子が生まれた土地である。現在のフランス語で「bonbon(ボンボン)」とは、キャラメルやグミなどのキャンディ系菓子全般を指す言葉となっている。

ボンボン系菓子自体は、日本では昭和に流行。
その後は流行も下火となり、チョコレートを包んだ「ボンボン・オ・ショコラ」以外は、一部の老舗メーカーなどが作り続けるマイナーな存在となっていた。

しかし、令和のレトロブームにより、TikTokなどの動画系SNSを中心として若者世代から人気を博すことに。砂糖の殻を咀嚼する独自の食感は、ASMR面でも注目された。

2024年春には、コンビニチェーンの『ファミリーマート』が、関東限定で「シャインマスカットボンボン」を発売。商品を紹介したSNS動画が何百万回も再生されるほどの話題を集め、またたく間に完売。定価300円程度の商品だが、1万円を超える高額転売をされるまでに至った。

「ボンボン系菓子」の活用例

「友達がお土産にボンボン系菓子を買ってきてくれた!」

「新しくゲットしたボンボン系菓子でASMRを録ったよ」

「TikTokで観たボンボン系菓子……食べてみたい……」

「子どもの頃に流行ってたボンボン菓子が、令和のトレンドになってるとはなあ」

「話題になってたシャインマスカットボンボンが買えなかったから自作してみました」

▼ボンボン系菓子の種類
以下は代表的なボンボン系菓子の一例。

・ウィスキーボンボン
・ブランデーボンボン
・リキュールボンボン
・フルーツボンボン
・チョコレートボンボン(ボンボン・オ・ショコラ):中に具が入った一口サイズのチョコレート

▼人気のボンボン系菓子は?
日本のボンボン系菓子は、国内はもちろん海外人気も高く、観光客のお土産としても注目されている。

北海道の菓子メーカー『六花亭』の「六花のつゆ」は、ワイン、ブランデー、うめ酒、ペパーミント、コアントロー、ハスカップの6種類のお酒を包んだボンボン系菓子。それぞれのお酒ごとに異なるカラフルな見た目と、オリジナルデザインの梱包缶が魅力となっている。

またチョコレートブランド『Morozoff』では「ウィスキー、ブランデーボンボン」「カルヴァトスボンボン」などが販売されており、大人向け商品として人気を集め続けている。

▼ボンボン系菓子は自分で作れる?
ボンボン系菓子は一部商品が大人気となったこともあり、理想の商品がなかなか手に入らないこともある。そのため近年は、自作レシピを公開するユーザーやレシピサイトも増加中。一般家庭で調達できる素材や調理器具で十分作れるため、自分の好みを詰め込みやすいというメリットがある。

ただしアルコールを使用したレシピも多いため、未成年やお酒が苦手な人は注意しよう。

▼ボンボン系菓子の美味しい食べ方
100年以上に渡りボンボンを作り続けている『ムラマツ製菓株式会社』の代表は「コーヒーや紅茶に入れても美味しい」と語っている(※2)。カラフルな外見のため、お茶の添え物としても華やか。溶かせば中に入ったウィスキーが香るという。

※1
「TikTok上半期トレンド大賞2024」2024年6月3日発表
https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/tiktok-first-half-trend-awards-2024-nominations

※2
『ムラマツ製菓株式会社』のインタビュー記事
https://www.nacord.com/magazine/20180920_bonbon.html

ASMR(エーエスエムアール)

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