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――そして、夏には舞台『乱歩奇譚 Game of Laplace~怪人二十面相~』。
これも思いが深いですね。完結編でしたから、今まで以上に気合を入れていましたし、たくさんの方に愛されている作品なので、僕らがちゃんと締めくくらないと、という思いで大きな責任を感じながら作品と向き合いました。
――そして現在は、ミュージカル『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019 の日々(取材時)。
各地を回らせていただいているので、土地によってお客さんの反応が違いますし、「待っててくれたんだ」という気持ちもステージ上で感じています。最後まで気を引き締めて駆け抜けたいです。
――以前にお話をうかがった時、10月の1stライブが楽しみでもあり、どんなリアクションをいただくか不安な面もある、とおっしゃっていたんですけど、いざやってみていかがでしたか?
本当にやってよかったです。率直に嬉しかったですね。
またやりたいなと思いましたし、またああいう時間を共有したいなと思いました。
――緊張はどうだったんですか?
めちゃめちゃ緊張しました(笑)。
1日2回公演だったんですけど、1回目はとくに。
リハで結構喉がしんどかったんですよ。これ持つのかな?と思ってやってたんですけど、なんとかギリギリ本番にいけて。かなり力が入ってしまって、1回目は硬くなりました。その分、2回目はだいぶペースもつかめたかなと思います。
――2月に2ndライブも控えていますね。
1stライブで感じた思いをさらに活かして、どう盛り上げるか、どう届けるか。1度経験したことで、また違った気持ちで向き合えると思うので楽しみですね。
――今後の音楽活動は。
いつか自分で作詞はもちろん、作曲までできるようになれたら、と思っています。これまでも、ちゃんと自分が伝えたいことを伝えられたと思うし、なぜ音楽をやりたいかというのも、ちゃんと伝わったと思うので、さらにしっかりと届けられるようにしていきたいです。
――ビジュアルはもう出ていましたが、着物姿なんですね。
そうなんですよ。衣裳が変わっちゃって(笑)、その辺もどうなるのか。そういうところも『BLOOD』らしい世界観ですね。
――映像作品に入る時は、気持ちの面、または準備の部分で違うところはありますか?
現場にもよるんですけど、この『BLOOD』に関しては、かなり苦労しますね。そのシーンが台本を読んだだけではどうなるかわからない部分もあって、「これってどういうことですか?」みたいな話をかなりして、共演者とも話をして撮影に入っていくという感じなんです。そこもこの作品の面白いところでもありますね。
――いわゆる高級店。
一回本物の寿司を東京で食べてみよう、って銀座に友達と行ったんです。やっぱりとんでもなく美味しかったですね。何ヶ月に1回でもいいから、こういう最上級のものを食べたいですね。
――ある意味、未知の世界を知るのは大事かもしれないですね。
ああいう最上級の感覚を知るっていうのも大事ですよね。まぁ、普段は朝、ファストフードで食べたりしてて、それも全然いいんですけど、たまには、至福の味というか至福の時間を味わいたいなと思います。
――最後に2020年の北園涼、こういうところを見て欲しいという思いを聞かせていただければと思います。
2020年、『A3!』(MANKAI STAGE『A3!』 ~WINTER2020~)はもう発表されていますが、今から楽しみですね。幸せな時間をお届けしたいなと思いますし、過ごしたいなと思います。
まだ情報解禁になっていない作品もいくつかありますし、音楽活動もまずは2月23日、24日の2ndワンマンライブを最高の時間にしたいと思っています。
ぜひ、様々な時間を一緒に共有できたら嬉しいです。
撮影/笹井タカマサ
スタイリング/小田優士
ヘアメイク/Haruka(Lomalia)
取材・文/田部井徹(トリーヌ)
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