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“神様”の対比が見事…『進撃の巨人』4期第68話、サシャの回想に涙が止まらない。オニャンコポンの言葉も深かった

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』第68話「義勇兵」では、アルミンが3年前の出来事を振り返りました。マーレ兵との関係性が明らかになっていく中、注目を集めたのはサシャとニコ。サシャらしさが感じられる、お墓に刻まれた字の内容とは……?
また、離れていくエレンの心や、オニャンコポンの名言も話題となりました。

サシャとニコロの関係や墓石の文字に涙

アルミンの語りから始まった3年前の回想。上陸作戦でパラディ島に訪れたマーレ兵士たちが、調査兵団と手を結ぶまでの過程が明かされました。

マーレから寝返ったのは、義勇兵のイェレナとオニャンコポンたち。元マーレ軍兵士で捕虜のニコロは、イェレナの指示でマーレ料理を振る舞うことになります。

見たことのない海の幸に驚くジャンたちですが、サシャは勢いよくエビにかぶりつき、感動しながら料理をほおばります。
「あなたは天才です!」とサシャに言われ、ニコロは赤面。視聴者からは、「サシャとニコロがお似合い」、「もう結婚しろ」、「この2人のスピンオフがほしい」、「ニコロはライナーのifルート」などの感想が見られました。

しかしサシャは前回戦死したばかり。「ほほえましいけどサシャが死んだ事実は変わらないからつらい」と余計に胸が痛くなるシーンでもありました。

ニコロがサシャの墓参りをするシーンでは、墓石に刻まれた文字も話題に。
「さかさにすると『サシャ ブラウス ゴチソウトネムル エイエンニ』って書いてある」と解読した視聴者もいました。サシャの最期の言葉だった「肉」を思い出し、「天国でお腹いっぱい肉を食べてほしい」と願う声も。

また、ずっと墓のそばに寄り添っていたミカサや、エルディア人に非難されるとわかっていても足を運んだニコロには「サシャのこと大好きだったんだね……」、「サシャのために泣いてくれるマーレ人もいる」などの言葉が寄せられました。

オニャンコポンのセリフが深い…

マーレ兵と少しずつわかり合っていく場面では、「考えるだけなら自由だろう?」などのオニャンコポンのセリフにも注目が集まりました。

「俺たちは求められたから存在する」と口にしたオニャンコポンに、アルミンは誰が自分たちを作ったのかと問います。すると「神だ」と返答するオニャンコポン。
その言葉を聞いたイェレナの反応から、「同じ『神様』でも、イェレナにとってはジークのこと。オニャンコポンの考えと対比になっていて見事」と視聴者は読み解きました。

ほかにも「作品の世界観を表す大切なセリフ。海外勢の反応が楽しみ」、「民族や考えの違いを理解している人もいるのに、争いは止まらない」と、オニャンコポンの深みのあるセリフに考えさせられたようです。

エレンとアルミンたちのすれちがいが悲しい

ジークの作戦に興味を抱いたエレンが、アルミンたちから距離をとっていく過程も描かれました。

マーレ兵とも時間をかければ和解できると考えたアルミンは「話し合いのための時間が必要」と考えています。しかしエレンは「作戦実行のための時間が必要」と思っている様子。

射撃訓練でエレン、アルミン、ミカサの三人が集ったシーンには、「会話から心がすれちがっていく様子が伝わってくる」、「アルミンとエレンの対比が悲しい」、「エレンが射撃の練習で撃った弾丸が、サシャを殺した凶弾と重なる演出に鳥肌が立った」などの声が集まりました。

エンドロールのキャスト欄でも「エレン 梶 裕貴」の下に空白行が追加されており、「EDでもミカサやアルミンたちと離れてしまった」、「心の距離を表しているのかな」と深読みしたくなる演出が。何かを決意した様子のエレンは次回どのような行動に出るのか、注目です。

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numan編集部

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