『半妖の夜叉姫』第8話、犬夜叉＆かごめ親子登場に歓喜！一方、複雑な声も…「辛い目に遭わせないで」殺生丸のあの技にも鳥肌

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。11月21日に放送された第8話「夢ひらきの罠」では、夜爪の夢ひらきの術によって竹千代がもろはの過去の夢を、もろはが竹千代の過去の夢を、そしてとわがせつなの胡蝶に奪われた夢を見ました。

それぞれの夢には弥勒や殺生丸、麒麟丸、りんらが登場しましたが、もろはの過去の夢には犬夜叉・かごめ・赤子だったもろはが登場し、特に話題をさらいました。はじめての親子が揃うシーンが喜ばれる一方、多くの悲しみの声が。その訳とはいったい？

竹千代が見たもろはの過去の夢には、犬夜叉とかごめの姿が。かごめはまだ幼いもろはを抱いており、初めて親子が揃うシーンとなりました。

ネットでは「犬夜叉とかごめが見れて嬉しい！」「犬かご夫妻にもろはちゃん……これが見られる日を
待ってた」と親子が揃っていることへ喜びの声や、「かごめちゃんが表情も声もすっかりお母さんで素敵……！」「もろはは犬夜叉とかごめに愛されてたんだなってすごくわかる」ほか、愛情の伝わる様子に感動の声が多く挙がりました。

しかし一方で、切なさを滲ませる悲痛な叫びも見られました。

なぜなら、夢の中は犬夜叉たちの前に殺生丸と麒麟丸が立ちはだかる緊迫した状況。親子が揃ったのも束の間、かごめは声を震わせ、涙ながらに「あたしたちに女の子が生まれたら渡そうと決めてたのよ」ともろはに伝えてキスをし、犬夜叉の母・十六夜の形見である紅を握らせると、八衛門にもろはを託します。

これには「こんな赤ちゃんの時に別れてたなんて悲しすぎる」「もう見るの辛い……」「泣いてるかごめと、訳も分からずにこっとしてるもろはの対比が苦しくて涙が出る」「犬夜叉とかごめが娘を守るために選択したことだけど、あまりに辛い」「かごめちゃんは現代の家族とも離れてるのに、我が子とも引き離されるなんて……もう辛い想いさせないで……」など、視聴者の悲しみが爆発。

前作『犬夜叉』では犬夜叉とかごめがさまざまな困難を乗り越えて、ようやく結ばれるという幸せな完結だったこともあり、再び犬夜叉とかごめに辛いできごとが降りかかっているという事実が心を締め付けるシーンでした。なぜ親子が離れ離れにならなければならなかったのか、犬夜叉とかごめは今どこでどうしているのか……一刻も早く明らかになることを願いたいですね。

とわはもろはから助言を受け、攻撃を受けた際に残った妖気を菊十文字に集めて窮奇に斬りかかるも、すぐに弾かれてしまいます。隙を見せてしまったとわはせつなに助けられると、せつなと生き別れるきっかけとなった森での火事を思い出すのでした。姉として、助けてもらうばかりではなく自分がせつなを助けたい一心で妖気が満ち、とわが振りかざす菊十文字の周りには蒼い龍が……！

とわが放ったのは、まごうことなき蒼龍破。理玖曰く技は未完成だということですが、窮奇を倒すことができました。

父譲りの蒼龍破に「殺生丸様の技だ……！とわちゃんかっこいい！」「蒼龍破めっちゃ鳥肌立った！」「かっこよすぎて痺れた」と喝采。一方で、「蒼龍破は嬉しいけど、とわはお父さんの技って知らずにやってるのしんどい」という声も聞かれました。

もろはの散魂鉄爪・飛刃血爪のとき同様、親の技を受け継ぐ夜叉姫たちが見られるのはテンションが上がりますね。

もろはの過去の夢の中で、犬夜叉らと敵対していた様子の殺生丸と麒麟丸。この二人の登場シーンが話題になっています。

鳥居へ続く階段を、足並みを揃えて並んで上っていく殺生丸と麒麟丸がシュールで面白いというのですが、その感想は「殺生丸様が誰かと並んで歩いてるのレアすぎてなんか笑っちゃう」「殺生丸様お友達できたの……」「階段なんてひとっ飛びで越えられるだろうに律儀に上ってる殺生丸面白い」「大物アーティストの後ろ姿感(笑)」などさまざま。なんと「殺生丸と麒麟丸の間にスタンドマイクを置きたくなった」とお笑いコンビとなった二人をイラスト化した人も！

シリアスな場面でしたが、普段ではありえない殺生丸の姿に、視聴者の愛あるコメントで和む一幕となりました。

『犬夜叉』キャラが多く出演した回でしたが、エンディングでは犬夜叉役の山口勝平さん、かごめ役のゆきのさつきさん、時代樹の精霊役の日髙のり子さんの名前が並び「スタッフさん分かってる～！」「エモが過ぎる……エンドロールに泣く日が来るとは」「この並びでごはん3杯いける」と、懐かしい犬夜叉・かごめ・桔梗キャストの並びが往年のファンを湧かせました。

竹千代が弥勒・八衛門と関わりがあることなど、新たな関係も見えてきたものの今回も謎が謎を呼び、SNSは混乱を極めています。ここまでの状況を整理するべく、第一話からアニメを見返してみるのも良いかもしれませんね。