『ひぐらし』第8話の感想と考察 沙都子は何を知っている?ループ説が濃厚に。梨花を手にかけたのは魅音か、それとも…

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村を舞台に、第1期では「鬼隠し編」「綿流し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれました。そして2020年秋、完全新作として再アニメ化。
11月19日(木)に放送された第8話「綿騙し編 其の四」は園崎魅音&詩音がキーとなる「綿騙し編」のクライマックス。前回本性をあらわにして視聴者をぞっとさせた梨花が行方不明になりました。
そして、魅音は園崎家当主として“オヤシロさまの祟りを実行しようとする何者か”と戦う決意をします。

過去一番と言えるくらい謎だらけの結末を迎えた「綿騙し編 其の四」について、ネットでは多数の考察が。特に注目すべきポイントをあらすじや感想とともに振り返っていきましょう。

沙都子のループ説が濃厚に。魅音が梨花を手にかけた?

まず最初の注目点は、今作が放送されてからずっと囁かれていた、“沙都子がこの世界をループしており、結末を変えようと動いている”説。

梨花が行方不明になってクラスメイトたちがざわついている時、一人だけ妙に落ち着き、鋭い視線で「梨花とお話していましたわよね?」と圭一に問いかけた沙都子──圭一が本当に梨花に何かをしたと思ったのか、それともみんなに「圭一があやしい」と思わせようとしたのか? 

その解せない態度に、多くの人が「やっぱり沙都子は何かこの世界の秘密を知っている」と感じたようです。

2つめは、園崎家当主の魅音が梨花を手にかけたのか?という点。
みんなで梨花を探している時、魅音は突然圭一がのぼったハシゴをガタガタと揺らし、すべての元凶は“御三家”の梨花で「あの子が殺そうとしてる」と怒りだしました。
「殺そうとしている」相手が誰なのかは明言されませんでしたが、それが圭一だから魅音は必死なのか?という推測もされているようです。

また、その発言から魅音が梨花を手にかけたのでは?と考えた視聴者も多い一方、旧作で梨花を襲った秘密部隊“山狗”が登場したことから、“犯人は山狗”派も多数。

さらに旧作でハシゴを揺らしたのが魅音のふりをした詩音だったため、「今回も詩音か?」、「でも憎しみの相手が梨花ちゃんに変わっているし、魅音なのでは?」と、このシーンもファンを騒がせています。

山狗と繋がっていたのは誰?

圭一は魅音の家で、禁忌とされる祭具殿に入ったことを懺悔。
魅音は圭一を園崎家の安全な部屋へ避難させ、人形をくれて自分を女の子と認めてくれた圭一が大好き、と打ち明けます。

魅音は、何者かが引き起こすオヤシロさまの祟り=村の邪魔者を消す怪死事件を終わらせるため、圭一を守るため、銃を手に山狗と思われる男たちのもとへ向かい──。

ここでもう1つ持ち上がったのが、沙都子が何かの目的で、山狗と一緒に園崎家に攻め込んだという説。
沙都子の最期は魅音とまるで相討ちをしたかのような状態だったのです。
魅音も園崎家に来た男たちを見て、「誰の手先で来たのやら」と心当たりがあるような言葉を発していましたが……。

しかし、こちらも落ちてる銃が魅音のものと違う?といった疑問から、山狗がやったのではという声があります。
さらに旧作での関係性を踏まえ、沙都子と一緒に倒れていたのは詩音なのではと考える人も……。

「鬼騙し編」以上に謎を深め、大盛り上がりとなった「綿騙し編」。
次回はいよいよ、沙都子がキーになると思われる「祟り騙し編」が幕を開けます。

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numan編集部

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