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『ひぐらし』第11話の感想と考察。大石の行動が鍵になる?「皆殺し編」突入の可能性も。沙都子と鉄平の関係は…

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村を舞台に、第1期では「鬼隠し編」「綿流し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれました。そして2020年秋、完全新作として再アニメ化。
12月10日(木)に放送された第11話、沙都子を悲劇が襲った旧作「祟殺し編」にあたる「祟騙し編」其の参は、沙都子を救おうと圭一たちが一丸となって奮起する姿が描かれました。
しかし、「なんだか不穏」の声も……?

圭一は運命を変えられるか?感動的な流れだけど…

叔父の鉄平に虐待されているであろう沙都子を助けるために、自分たちは何ができるのか……苛立つ圭一や魅音たち。
そこへやってきた詩音は、沙都子の兄の悟史に「沙都子を頼む」と言われた約束を守るため、鉄平を殺そうとヒートアップします。

9話の時点で推測されていたように、やはり詩音は悟史との約束を覚えていたようです。
今回もいつの間にか同じ約束をしていたのか、ループの記憶が無意識によみがえったのか……謎が残ります。

また、ずっと「どうせ惨劇は止められない」とあきらめていたような梨花が、圭一の行動により“運命は変えられる”と信じたことにも注目。

この世界で自分たちがループしていることを、圭一は当然自覚していません。
しかし、今作『ひぐらしのなく頃に業』では、圭一の頭にたびたび旧作の記憶がフラッシュバックするような現象が。
まるで「祟殺し編」で暴走した自分を反省するかのように、詩音の暴走を体当たりで止めてみせました。

そして最終的には圭一の呼びかけで、クラスのみんなで児童相談所に沙都子を助けるよう頼みに行く、という正攻法を取ることに。
詩音も含めたみんなで笑える世界を守ろうとする圭一、そして、そんな圭一なら運命を変えられると信じる梨花に感動した人が多かったほか、「頼むからこのままうまくいって!」と願う声も見られました。

大石の意味深な登場。沙都子虐待の真実は…

また、上記のみんなで児童相談所へ乗り込む流れは、以前の「皆殺し編」の流れに酷似。
しかし「皆殺し編」とは異なる点も多々見られ、旧作からのファンは「協力者が足りてないよ!」「うまくいかない予感がする」と今後の展開を不安視しているようです。

そしてラストシーンで、意味深な笑みを見せながらなぜか林の方角から歩いてきた大石にも注目が。
「皆殺し編」の大石といえば大きな協力をしてくれる人物のひとり。
ですが今回は圭一と友好関係になっていないため、協力どころか邪魔をされるのではと推測する人も。
いずれにせよ大石の行動が今後の展開の鍵を握る可能性が高そうです。

さらに、旧作のように鉄平が沙都子を虐待している具体的なシーンも証拠もなく、誰も沙都子に「殴られた痣がある」などの発言をしていないこと、鉄平が持っていた薬の正体が不明なこと、今作の沙都子は不審な行動が多いこと等から「まだ油断できない」、「この感動的な流れのまま終わらないのが『ひぐらし』」と不穏な空気を感じている人も。

果たして沙都子は今、何を思っているのか?
次回「祟騙し編 其の四」では、衝撃の結末が待っているかもしれません。

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numan編集部

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