『ダイの大冒険』第15話、レオナ役・早見沙織ボイスに癒された…。悪役全開のフレイザードにも喝采！

いよいよダイたちと氷炎将軍フレイザードとの対決がはじまった前回。ダイの成長を目の当たりに感動するレオナですがそれもつかの間、フレイザードの結界でダイたちは全滅のピンチに！

なんとか味方を生かそうとするマァム、さらには手段を選ばない純粋な悪たるフレイザードにも、大きな注目が集まった15話。
『ダイの大冒険』第15話「恐怖の結界呪法」をSNSの感想とともに振り返ります！

レオナの絶体絶命のピンチに駆けつけたダイ。フレイザードから氷結魔法「マヒャド」を放たれますが、「メラ」をまとった魔法剣・火炎大地斬で応戦！ 見事にフレイザードに反撃しました。
そんなダイを見て驚愕するレオナ。「すごいよダイくん…魔法もちゃんと使えるようになったんだね。ちょっぴり安心しちゃった」と、思わず涙ぐみます。

レオナの心のつぶやきを見た視聴者からは「ダイの成長に涙するレオナ姫好き」「ダイが助けに来てくれたことよりも魔法が使えるようになったことを喜んでくれるの良いな」「魔法の件に触れてたのポイント高いわ」との声が。

また、レオナを担当する早見沙織さんの演技に触れ、「『魔法もちゃんと～』の言い方優しくて良い」「早見沙織ボイスにじんと来た。癒されるなあ」​という声も。

デルムリン島にいた頃の出会いから比べれば、ダイの成長はレオナにとって目を見張るものであったはず。それを心から喜ぶレオナの姿に胸を打たれる声が集まっていたのも納得です！

ダイの実力を目の当たりにしたフレイザード。「姫なんかよりテメェのほうがはるかにデッカイ獲物だ」と叫ぶと、ダイたちを攻撃すると同時に部下のフレイムとブリザードに合図を送り、「氷炎結界呪法」を発動させます。

その結界とは、フレイザード以外の人間の呪文を封じ、力を発揮できなくなるというもの。知らずに斬りかかったダイは「汚いぞ」「正々堂々と戦えないのか」と叫びますが……。

フレイザードはそんなダイをあざ笑うかのようにこう言います。
「俺は戦うのが好きなんじゃねえんだ……勝つのが好きなんだよ！」

この台詞に、視聴者は大興奮！
「フレイザードの全てが詰まってて好き」「悪役としてこれを超える台詞はないんじゃないかと今でも思える名台詞」「本当に最恐の悪役で面白い」と、純粋な悪たるフレイザードの有様に喝采を送る人が続出しました。

たしかに、胸のすくような悪役、ってなかなかいないですもんね……それにしても、このフレイザード人気はすごい！

また、この台詞には「これは対戦ゲームやってる時の自分だ」「ゲームやってる時ってこういうテンションになるよね」「これゲームしてるときにめちゃくちゃ思う」と、意外な共感（？）の声も（笑）。

勝つために手段を選ばないスタンスが共感を呼ぶのも、フレイザードの人気の理由なのかもしれませんね!?

魔法も剣もフレイザードに通用せず、傷ついた仲間を癒やすこともできない状態に危機感を覚えるマァム。
ダイに駆けよると、悔しさを堪えて言います。「ダイ、逃げるのよ！」「死ななければ、負けじゃないわ！」

それでも「俺は逃げない」と食い下がるダイ。逃げるという言葉を聞きつけたフレイザードは魔法でレオナを氷漬けにして人質に取り、ダイの注意をひきつけますが……。
マァムは意を決してダイを気絶させ、ほかの仲間とともに気球船に乗り込み塔から脱出するのでした。

このマァムの決断に「マァムのこの台詞ええよな」「挫けそうな人に聞いて欲しい名言だわ」「マァムがクールでとても頼もしいポジション」「状況を見極められず、年相応の未熟さを見せるダイをKOしたマァムが今回のMVP」と、SNSには称賛の声が殺到。

また、「レオナを置いて逃げるなんて出来ないダイの気持ちも、皆の為に苦渋の決断をするマァムの気持ちも分かるから辛い…」「マァムは優しいからつらかったろうけど、それを上回る意志で実行したのだよね」と、マァムの心境に寄り添う声も多く見られました。

勝ち気さの目立つマァムですが、仲間を守ろうとするときの心優しさはまさに「母」のよう。「逃げる」という選択は、そんなマァムだからこそ決断できたのだと思います……！

気球船で脱出するも、フレイザードの部下の追撃にあい墜落の危機に！そんな一行を助けてくれたのは、洞窟で隠遁生活を送る男性でした。
しかもどうやらこの男性、マァムの知り合いらしい……!?

次回、第16話は「大魔道士マトリフ」。予告編では、ポップが修行する姿が……次の展開が楽しみです！

（執筆：森本マリ）