『半妖の夜叉姫』第12話の謎。弥勒と翡翠の不仲はなぜ?ある人物の死亡説も…あの手は殺生丸か、それとも?

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。12月19日に放送された第12話「朔の夜、黒髪のとわ」では、とわが月に一度、朔の夜に妖力を失い半妖から人間になることが明らかに。

今回も物議を醸したのは次回予告。満を持して登場の弥勒にネットが沸く一方で、親子の不仲や修行の理由について、ある人物の死亡説が……。そして、突如現れた“手”にも注目が集まっています。その持ち主は殺生丸か、それとも……?

弥勒の修行の理由が不穏? ある人物の死亡説が浮上

次回予告では弥勒がついに登場することが分かり、歓喜の声が多く挙がりました。弥勒のみならず、予告内には珊瑚玉兎の姿も。視聴者がずっと気にかけていた弥勒一家の安否確認ができたことにひと安心したという人も多いのではないでしょうか。

しかし弥勒は現在修行中の身であり、さらに息子の翡翠とは仲が良くないらしい……。弥勒は何のために修行を積んでいるのか、そしてなぜ翡翠と仲が悪いのでしょうか? カギとなるのは同じく予告内に登場した二つのシーン。

一つめは、玉兎の姿

弥勒と珊瑚の間に生まれた翡翠を含む三人の子のうちの一人である玉兎には、双子の姉・金烏がいます。これまで回想などでも金烏と玉兎は常に二人セットで登場していましたが、予告で画面に映ったのは玉兎のみ。金烏はどこへ行ってしまったのでしょうか?

二つめは、“供養”の文字がある墓の前で手を合わせる珊瑚の姿

普通に考えれば、奈落の手にかかり命を落とした珊瑚の父をはじめとするかつての退治屋の仲間たちを弔うものかと思われますが、それにしてはなんだか意味深な描写です。上記に挙げた金烏の不在をふまえ、これは金烏の墓なのではないか? と、金烏の死亡説が囁かれているのです。

妖怪に襲われるなどして弥勒が金烏を守りきれず亡くなってしまったとすると、予告での玉兎のみの登場や珊瑚の墓参りはもちろん、己の無力さを実感したために弥勒は修行に入り、姉の金烏を死なせたと翡翠は弥勒に腹を立て不仲になったと仮定することができ、すべて辻褄が合うのです。

せっかくの弥勒一家の登場ですが、不穏な考察に不安感を滲ませる視聴者も多数。中には珊瑚の行動について「犬夜叉かごめの墓だったら……」と考える人もいました。果たして真相やいかに……!

殺生丸の手か?それとも……

また、次回予告には殺生丸のものと思しき傷だらけの手が登場。

尖った長い爪や腕の模様、背後に映るあの衣装のモフモフ……とまさに殺生丸なのですが、鋭い視聴者からは「殺生丸様ってこんなに腕細いかな?」との指摘が。殺生丸ではなく、せつなの手ではないかとの意見も見られているのです。

せつなの手だとすると、第11話の考察にも挙がったように、とわの朔の日と反対にせつなの妖怪化が実現するかもしれません……!

半妖の夜叉姫|13話「戦国おいしい法師」|予告

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numan編集部

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