『ダイの大冒険』第19話、前野智昭が小松未可子を救う！？“中の人”に「妻を守る旦那っていいよね」「さすが夫妻」

ついにバルジの塔にたどり着いたダイ・ポップ・マァム。さらにヒュンケルとクロコダインも駆けつけますが、フレイザードはみずからの命を賭けた決死の攻撃でパーティーを圧倒します。
そんなフレイザードを打ち破るべく、ダイが放った「アバン流最後の奥義」は……。

視聴者が盛り上がった第19話の名シーンを、SNSの声とともにふり返ります！

いざ、バルジの塔に乗り込もうとするダイたち。しかし、フレイザードに不意をつかれ、あやうくマァムが地面に叩きつけられそうになります。しかし、そこで、強烈な斧の一閃が！　フレイザードの腕を落とし、間一髪でマァムを救い出したのは、クロコダインでした。
その後もクロコダインは、フレイザードの攻撃からマァムを身を挺してかばうなど大活躍。

この姿にSNSには「ここでマァムを庇うクロコダインいいよね」「マァムをかばうクロコダインさんかっこいい」「マァムは唯一の回復呪文要員だからクロコダインの判断は的確」と、クロコダインの行動を称える声が。

さらに「妻を守る旦那（中の人的な意味で）」「中の人的にも奥さんを守る夫という構図よ」「さすが夫婦だ」と、マァムを演じる小松未可子さん、クロコダインを演じる前野智昭さん夫妻の姿を思い描いてしまう人たちの声も多く見られました！

一方、フレイザードは自身の体をバラバラにして自由自在に攻撃する「弾岩爆花散」でダイたちを圧倒します。
しかし、この技はフレイザードの命そのものを消費する「最終闘法」でした。それを知ったマァムはフレイザードになぜそこまでして勝とうとするのかと問います。

それに対するフレイザードの答えは「俺の人格には歴史がねぇ」「だから俺は手柄が欲しいんだ」というものでした……。

ハドラーによってフレイザードが生み出されたのはたった1年前。だから100年生きても手に入らないぐらいの手柄が欲しいのだということ。

この姿は、視聴者の心をわしづかみにし、「人格に歴史がないって凄い台詞だな…」「承認欲求と歴史の浅い劣等感から手柄を焦りまくって自爆してくとこ、愛しい」「ほんとフレイザードは魅力的な敵キャラ」と、そのキャラクターとしての完成度の高さに感嘆する人が続出していました。

その後も「弾岩爆花散」を連発しようとするフレイザードをマァムは思わず「あなた本当に死ぬわよ！」と止めますが……。
「バクチってのはな、外れたら痛い目見るからおもしれえんだよ」とフレイザードは一笑に付します。
純粋な悪でありながら物悲しい姿、まさにフレイザードというキャラクターの真髄を見るような一幕でした。

そんなフレイザードの本体である「コア」を斬るべく、空裂斬を放つダイ。しかし、なかなか当たらず闇雲に技を使ってしまいます。そんなダイに助け舟を出したのは“兄弟子”であるヒュンケル！　ダイの目元を自らの血で覆い、「心眼で見ろ」と導くのです。

このシーンに「ヒュンケルがアバン先生奥義の真髄を弟弟子に伝えるの、熱くてかっこいい」「理論のヒュンケルと感覚のダイ、2人でたどり着いたアバン流の奥義。最高」と、アバンの使徒として2人が呼応した瞬間に感動する声が多数ありました。
ヒュンケルもちゃんとアバンの教えを受け継いでいたのだと、胸が熱くなりますね……！

視界を塞がれたことで、空裂斬の真髄を思い出すダイ。目が見えない状態の中、マァムにヒュンケル、クロコダイン、ポップの生命エネルギーを感じ、ついにフレイザードのコアを見出します。

そうして放たれる、アバン流最後の奥義「空裂斬」！　その最後の一閃の演出があまりにも美しく、SNSには称賛の声が殺到していました。

「演出と作画めっちゃ神ってて鳥肌立ったな……」「空裂斬の最後の一太刀気合の戦闘作画で美しかった」「空裂斬を決めた後の剣を納めてコアが割れるシーンの演出めっちゃ神がかってて最高」と、もはやSNSから一斉に視聴者がついた感嘆のため息が聞こえてきそうなほどでした……！

見事、フレイザードのコアを斬ったダイ。しかしそこにミストバーンが介入し、この対決は終わらず……!?
次回タイトルは「今すべてを斬る」。もう予告映像だけでわかるほど、神作画と話題になっているんです。

長く続いたフレイザードとの勝負、いよいよ決するのでしょうか!?　第20話も楽しみです♪

（執筆：森本マリ）