『ダイの大冒険』第18話、命を懸けるヒュンケルが壮絶…！クロコダインの名言も「大人の身に沁みる」「泣けた」

アニメ『ダイの大冒険』18話「ヒュンケル対ハドラー」では、氷魔塔を破壊しマァムを救出したヒュンケルが、ついにハドラーと対決！
炎魔塔ではクロコダインがその実力を発揮して結界を破壊、思わぬ人物との友情も芽生えそうで……!?

新たにダイたちに加勢した2人の魅力満載だった18話を、SNSの声とともにふり返ります！

マァムを救い出したヒュンケル。無事を喜び思わず抱きつくマァムと、それを見て悔しげに薬草をムシャムシャと食べるポップ……と、第18話は恋愛模様的には複雑な幕開け（笑）。
そもそもヒュンケルはなぜ生還できたのか……それはクロコダインの尽力によるものでした。

助けられたヒュンケルは、罪を償うためにいっそ死ねばよかったと涙しますが、そんなヒュンケルに「男の価値というのは、どれだけ過去へのこだわりを捨てられるかで決まると思っている」とクロコダインは言います。
生き恥をさらしてでも信ずる道を歩めと語るクロコダインに心を動かされたヒュンケルは、ダイたちへの加勢を決意するのでした。

このシーンには「クロコダインさんの名言キターッ！」「これぞ武人」「泣けるんだよな…大人になって身に沁みる」と、その言葉に心を動かされた人が続出。

また、クロコダインの片腕として活躍するガルーダには「いい仕事をしすぎている」「何もしゃべらないけどいいキャラしてるよね」と、その有能さと愛嬌を称える声が集まっていました。

ダイをバルジの塔へ送り出し、炎魔塔に残ったクロコダイン。「獣王痛恨撃」を決めて炎魔塔を破壊し、フレイザードの結界を壊します。
その技のすさまじさを目にしたバダックが、ここで「痛恨撃」では物騒だから「獣王会心撃」に改名にしてはどうかと提案。クロコダインは喜んでその改名を受け入れました。

実はこの改名、ゲーム『ドラゴンクエスト』のプレイヤーにはかなり熱い展開なんです。
『ドラクエ』では、敵から受ける攻撃は「つうこんのいちげき」味方が繰り出す攻撃が「かいしんのいちげき」。
つまりこの改名によってはっきりとクロコダインが味方になったことがわかるんです……！

視聴者からも「獣王会心撃命名キター！」「かいしんのいちげきは仲間の攻撃だからね」というコメントのほか、魔物姿のクロコダインにも物怖じせず語りかけるバダックの姿に「バダックさんGJ」「バダックさんのコミュ力ってマジですごいと思う」との声が寄せられました。

バダックとクロコダイン、この2人もなかなかいいコンビになりそうですね……！

ヒュンケルはマァムとポップをダイの元へ送り出し、ハドラーとの一騎打ちに挑みます。

激闘するも、ハドラーの心臓が2つあるという盲点から反撃をくらい、力尽きそうになるヒュンケル。
しかしそこで「最後の武器は命そのもの」というアバンの教えを思い出し、自身の生命エネルギーを闘気として放つ「グランドクルス」を放出。
ハドラーを圧倒しますが、同時に自身も意識を失ってしまうのでした……。

このシーンにSNSには「グランドクルス熱すぎる！」「威力半端ない」「グランドクルスの一連の流れにうるっと来た」「闘気は正しく扱わないと己の身を滅ぼしますよっていう教え、よかった」との声が。

あれだけアバンを憎んでいたヒュンケルの中に、しっかりとアバンの教えが残っていたことがわかる大技の炸裂に、グッときた人が多かったようです。

いっぽう、アークデーモンを盾に身を守っていたハドラー。意識を失ったヒュンケルにトドメを刺そうとしますが……。
無意識においても“闘気”を失わなかったヒュンケルが、アバン、そして父・バルトスへの思いから剣を動かし、ハドラーに反撃！

SNSには「ヒュンケルの勝利への執念が素晴らしかった」「膝を着いてから無意識攻撃までの流れ、拳を握って見守ってしまった」「体を貫かれメラゾーマを受け、グランドクルスを撃つヒュンケル超人過ぎない…」と称賛の声があがりました。

グランドクルスの光を遠方に見て、ヒュンケルを助けに行こうとするダイ。
しかしマァムはそんなダイを、レオナ姫を救うことこそがヒュンケルやクロコダインの望みと諭します。
マァムやヒュンケルの強さを実感し「叶わねぇや…」と内心つぶやくポップの姿が切ない……。
3人は覚悟を決め、バルジの塔へと向かうのでした。

いよいよ来週はフレイザードとの決戦です！

（執筆：森本マリ）