【第4回】『ヒプノシスマイク』石谷春貴×駒田航×野津山幸宏×木島隆一ロングインタビュー/初のフルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」の聴きどころ

音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の、全4回にわたるロングインタビュー!
第4回となる本記事では、4月24日に発売を控えるプロジェクト初のフルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」の聴きどころを中心に伺いました。

4つの各ディビジョンより、イケブクロ・ディビジョン”Buster Bros!!!”の山田二郎役・石谷春貴さん、ヨコハマ・ディビジョン”MAD TRIGGER CREW”の入間銃兎役・駒田航さん、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”の有栖川帝統役・野津山幸宏さん、シンジュク・ディビジョン“麻天狼”の伊弉冉一二三役・木島隆一さんに登場していただいていいます。

ヒプノシスマイクとは?
『ヒプノシスマイク(ヒプマイ)』では、木村昴さん、石谷春貴さん、天﨑滉平さん、浅沼晋太郎さん、駒田航さん、神尾晋一郎さん、白井悠介さん、斉藤壮馬さん、野津山幸宏さん、速水奨さん、木島隆一さん、伊東健人さんといった12人の男性声優の演じるキャラクターたちが“イケブクロ”“ヨコハマ”“シブヤ”“シンジュク”といった4つのディビジョンに分かれ、ラップ音楽によるバトルを繰り広げるという作品です。

フルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」の注目ポイントは?

――4月24日には、新曲5曲を含むプロジェクト初のフルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」が発売されます。先日、Division All Stars曲の「Hoodstar」や、各ディビジョン曲のダイジェストトレーラーも公開されましたが、聴きどころを教えてください。

伊弉冉一二三役・木島隆一(以下、木島) 我々のラップのスキルもちょっとずつ上がってきているので、楽曲のレベルも上がってきていますよね。

入間銃兎役・駒田航(以下、駒田)&有栖川帝統役・野津山幸宏(以下、野津山) そうそうそう!!

山田二郎役・石谷春貴(以下、石谷) やっぱり上がってきてますよね!! 徐々に難しくなってる(笑)。

木島 やればやるほど奥が深く、求められることも高まっていくので、その分、お客さんに楽しんでいただけていると思えば、とてもやりがいはあるけど、難しい(笑)。

駒田 上がってきているって能動的に言ってますけど、上がらされているというか(笑)。「次、こちら歌えるようになってくださーい!」って、無理矢理引き上げられてる感じ。

野津山 もう、付いて上がっていくしかない、みたいな(笑)。楽曲が楽しいというか、素晴らしいものだからこそ、我々も上がりたくなる。

駒田 難しいとは言いつつも、このリリック格好いいなとか、例えば、くんはどう歌うんだろうなとか、木島さんはどう表現するんだろうなとか、考える余裕が出てきたり、楽しみ自体が断然増えましたね。

一同 (うなずく)。

石谷 今回のアルバムで、「このフロウに挑戦できるんだ」という曲もあって。キャラクターごとのフロウが代名詞みたいな感じでしたけど、これまでの可愛い感じがカッコイイになったり、刻む感じのリリックだったのが流れるようなフロウになったりとか。

木島 カッコよさの更新みたいな?

石谷 そうですね! キャラクターの仮歌の完成度も高くて、それを皆さんがどう歌うのかなって予想しながら収録したんですけど、その斜め上が来ることが多い。

駒田 掛け声とかコールも、その場でニュアンスが変わったりね。仮歌よりもずっとアガってるとか、すごいディープになってるとか感じるシーンもたくさんあって、すごく仕上がりが面白かった。

普通だったら絶対やれないくらい一段二段、三段とクオリティを上げていって。「これがヒプノシスマイクですよ」っていうのを世に見せつけるような、「ヒプマイ」の作曲陣チームのアプローチが功を奏しているのかなと思います。

あと、僕らも動画を見ると「めっちゃ腕動くようになったよな……!」とか思います(笑)。

一同 それそれ(笑)!!

石谷 皆が自然に動くようになっていますよね。逆に、あえて動かない人もいたり。

駒田 ウチ(ヨコハマ)の理鶯ね(笑)。

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【第4回】『ヒプノシスマイク』石谷春貴×駒田航×野津山幸宏×木島隆一インタビュー numan10

木島 不動の男が(笑)。

駒田 神尾(晋一郎)さんから「駒ちゃん、今日動いたでしょ」って連絡来て。

野津山 えっ、動いたらダメなんですか!?

駒田 「俺は動かないから」って神尾さんが言ったら、浅沼さんは「じゃあ俺は中くらい!」って。

野津山 どういうことっスか(笑)?

駒田 ヨコハマのメンバー内で、動き具合の大・中・小を作っていくという。銃兎が大(笑)。

石谷 ディビジョンごとに全然動きが違うっていうのも、面白いですよね。

駒田 「Hoodstar」は難しいけど、本当に楽しい曲。カラオケでもDivision All Starsの曲が上位に入ってくれるから、今回のもなおさらパーティチューンで楽しくアガれると思うので、皆さんにもいっぱい歌ってほしいですね。

野津山 この前友人から、「ヒプマイ」の曲をカラオケで歌っていたら、隣の部屋でも歌ってたから「乗り込んで『BATTLE BATTLE BATTLE』してきた」って言われて。

木島 えー、すごいじゃん!

野津山 「やめなさいよ!!」って言ったんですけど(笑)。お客さんもそれくらい熱くなってくれるのかな、というのは感じましたね。

木島 身近に感じてもらってありがたいね。

石谷 でも、デコくっつけるのだけはやめてくださいね(笑)。

野津山 あれはプロだからできることですから(笑)!?

木島 特別な訓練を受けていますからね(笑)。

――第1回第2回第3回と、全4回に渡るロングインタビューで語っていただきましたが、それでは最後に、アルバムを楽しみに待つファンへメッセージをお願いします!

石谷 新しい各ディビジョンの楽曲、それにDivisionv All Stars曲があって、LIVE盤にはライブのBlu-rayもあって。Drama Track盤のドラマパートも、それぞれすごくボリュームがあって、楽しめる内容になっています。LIVE盤は皆で一緒に見て、右手上げて興奮していただきたいですね。

各ディビジョンの楽曲も斜め上のものに仕上がっているので、楽しんでいただけると思います。この曲を僕たちがライブで歌える機会があれば嬉しいなと思いますので、その際はぜひよろしくお願いいたします。

野津山 この前はバトルという大きな目標というか題材があって、今回はまたバトルとは違う空気を楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。
ディビジョン曲もそれぞれのチームの色がでているというか、今までとは違った「えっ!?」となるような楽曲になっていると思うので、発売をお楽しみにしつつ、そしてこれからも応援よろしくお願いいたします。

木島 今回は「Hoodstar」というオールスター曲を引っ提げて、それぞれのディビジョンでも素敵な楽曲が揃ってます。ディビジョンの曲はちょっと違った雰囲気の楽曲たちになっていますので、その辺りは楽しみにしていてください。絶対楽しんでいただける内容になっています!

駒田 「Hoodstar」って、地元の星とか仲間の輝きみたいな意味合いがあるんですよ。今まで背を向けてバチバチにやってきたのに、一転して「ヒップホップ一緒にやるの楽しくない?」みたいな雰囲気というか。
改めて皆を「ヒプマイ」に引き込もうとしているような、12人のキャラクターの個が立った表現をしている曲だと思います。「どんな歌詞なんだろう」とか「こういうリズムなんだ!」というのを、1つずつ一緒に紐解いて楽しんでいけたら嬉しいです。

そしてディビジョン曲が、本当に本当に、また新しい面を見せてくれてるというか、期待を裏切らない作りになってます。すごくキャッチーなオールスター曲を含めて5曲追加されるという意味で、無限リピートしてもらえたらと思います。
これを皆さんの前で披露できるのを楽しみにしていますし、ますます大きく発展してくれたらいいなと僕自身も期待しています。

まとめ

以上、石谷春貴さん、駒田航さん、野津山幸宏さん、木島隆一さんへの全4回に渡るロングインタビューをお届けしました。

9月7日(土)、8日(日)にオオサカで開催される4thライブは、ヒプノシスマイク史上初めて、メインキャストが12人全員揃うライブとなります。
初のフルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」で、どんな楽曲やドラマが披露されるのか、発売が待ち遠しいですね! 

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【第4回】『ヒプノシスマイク』石谷春貴×駒田航×野津山幸宏×木島隆一インタビュー numan9

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