憎悪の連鎖がツラい…『進撃の巨人』4期72話、ガビの残酷な現実に「地獄の始まりか」「究極の描写だった」リヴァイの発言も泣ける

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』Season4(4期)第72話「森の子ら」ではブラウス家がニコロの招待でレストランに。サシャの仇であるガビが、ついにニコロと対面します。
「15分に込められる感情の量じゃない」と視聴者を驚かせたニコロの言動に注目が集まりました。

また、リヴァイ兵長の「モテたことくらいある」発言に視聴者が涙した理由とは?

リヴァイの「モテたことくらいある」が泣ける

冒頭はジークと会話するリヴァイのシーン。「お前モテねえだろ」とジークに言われたリヴァイは、少し間をおいてから「モテたことくらい……ある」と返します。

強がっているようにも見えますが、視聴者は「たしかにモテたことはある。……全員亡くなっているけど」とこれまでの展開を思い出した様子。

言葉の前の空白にも注目し、「これまでの仲間のことを思い出したとしたら泣ける」、「兵長を人として愛してくれた人はたくさんいた」、「モテた、の意味を考えるとつらい」など、セリフの裏に隠された真意が涙を誘いました。

ニコロとサシャの父の対比がさすが

ニコロの招待でレストランにやってきたブラウス家。ガビとファルコは隙を見て、マーレ人捕虜であるニコロに接触します。
もうすぐマーレ軍が突入してくるはずだと伝える中で、サシャの仇はガビだったことが発覚。ニコロはガビの命を奪おうとします。

しかしサシャの父は、ニコロを説得してガビを救出。
「子どもが大人を殺すのを受け入れて、大人が子どもを殺すことを拒む。対比が光る究極の描写だった」、「憎悪の連鎖を断ち切る唯一の発想。ブラウスさんさすが」と、戦う以外の方法で対処したサシャの父を評価する声が多く見られました。

また、ニコロの演技にも反響が。
「ニコロがマーレの洗脳を上回るほどサシャを想っていたかと思うと泣ける」、「ニコロと中の人の演技がすごい。15分に込められる感情の量じゃなかった」と、めまぐるしく変化する心情が描かれました。

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ガビは地獄の入り口に……

命が助かったと思ったのも束の間、今度はカヤがガビにナイフを振り下ろそうとします。
少し前までは温厚だったカヤの豹変ぶりには視聴者も驚愕。

「ニコロがガビを殺そうとしてからのカヤがガビを殺そうとするまでの流れを考えた諌山先生は芸術家」、「残酷な現実が凝縮されたシーン」、「ガビにとっては地獄の始まり。いやこれまでもずっと地獄だったけど」と、不穏な展開に緊張が走ります。

その後ミカサとアルミンによって別室につれていかれたガビ。事情を聞きだそうとすると、エレンが静かに現れます。
しかもエレンの手には傷が。いつでも巨人化できる状態で話し合おうとするエレンに、「世界一気まずい状況」、「死ぬほど気まずい四者面談だな」、「エレンの圧迫面接が始まる」などの感想が集まりました。

また、イェーガー派の中心人物の1人であるフロックはハンジたちを拘束。
得意げな表情を見せ、「ゲス顔が過去最高に輝いている」、「4年で推しがこんなに変わりました」、「原作よりも悪人面が増していて最高」と前シリーズまでとの違いを感じさせました。

次回は「暴悪」。予告のラストでリヴァイが驚いていた理由はいったい……?

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numan編集部

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