『進撃の巨人』4期第74話、“人形”はエレンたちの暗喩か?ジークの壮絶な過去に「もう誰が悪いのか…」「リヴァイが悪者のよう」

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』(Season4/4期)第74話「唯一の救い」では、ジークの過去が明らかに。エレンと手を結ぶまでの過程が描かれました。

まるでライナー」だと思わずにはいられないジークの幼少期とは?
リヴァイ兵長への印象が変わる巧みな演出にも注目です!

ジークとライナーが重なる。エレンの母親との対比も…

「ちっちゃいときのジークがかわいすぎる」と話題になった、ジークの回想シーン。
マーレの戦士になって巨人の力を継承するよう、幼少期から厳しく育てられていました。

成績は乏しいながらも、親の期待に応えるため必死に頑張るジーク。
そのまっすぐな姿は「まるでライナーみたいだな」と思わせるほどでした。

ジークの恩人である先代“獣の巨人”クサヴァーの回想シーンにも注目が。
家族が心中した現場にはおもちゃが散乱しています。画面左に映った車輪付きの箱に注目すると、金髪と黒髪の人形が1体ずつ。その下に金髪の女の子の人形が倒れていました。

「これって始祖ユミルをひき殺すジークとエレンだよね」、「人形にも意味があるってことは、クサヴァーさんの隣にあった羊のぬいぐるみも伏線か……?」と考察する視聴者たち。
原作にはなかった羊のぬいぐるみがプラスされているなど、アニメオリジナルの演出も高評価でした。

ジークが歩んだ道のりは壮絶で、「もう誰が悪いのか……。ジークすら悪くないように見えてしまうのがすごい」と思わせる展開。
「壁サイドから見るとジークは裏切り者に見えたけど、ジークの視点から見ると親がひどすぎる」、「ジークにはジークなりの正義感があってみんなつらい」、「家族愛に飢えていたジークさんが、エルディア人から子どもを奪う安楽死計画を推進してしまう皮肉」と、印象が大きく変わるエピソードでした。

ジークとエレンが手を結んだ理由は、目的が一致したから。自分たちが生まれてこなければ世界は不幸にならなかったのだと、エルディア人安楽死計画を企てます。

しかしエレンは幼少期、母親から「この世に生まれてきただけでえらい」と言われて育った人物。

だからこそ視聴者は、「エレンがジークの安楽死計画に賛同したことで『この世に生まれないこと。これ以上の救済はない』と自分で言うのがつらすぎる」、「エレンの母親の発言と相反している」と、複雑な感情を抱いていました。

兵長は無事なのか……?

回想シーンが終わり、時間軸は再び現在へ。とらわれたジークの視点で、兵長の姿が映されます。
フードをかぶり、目元に暗い影を落とす姿はまるで悪役のよう。

「ジークの過去編の後にリヴァイ兵長を見ると倒すべき敵に見えてくる」、「立場が違えばいい戦友になれただろうに」と、多くの視点で語られる『進撃の巨人』ならではの演出が注目を集めました。

直後、ジークは腹に刺さった雷槍を起動させて大爆発。爆風で吹き飛ばされた兵長の安否を心配する声が続出します。

「ジークの覚悟は見事だけどリヴァイ兵長は巻き込まないでほしかった」、「衝撃的すぎてジークの骨髄液入りワイン飲んでないけど巨人になりそう」、「兵長が尊いんだけど……へいちょおおおおお!」、「今週生きていける気がしない」と、ファンを絶望のどん底に叩き落し、EDへと入りました。

次回は「天地」。ジークや兵長はどうなったのか、気になることだらけです!

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numan編集部

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