『ひぐらし』第18話、梨花への“ずっと一緒”が呪縛か…沙都子と離れる理由に考察が。入江の言葉は本当か?

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”を軸に、第1期では「鬼隠し編」「綿流し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれ、2020年秋、完全新作「ひぐらしのなく頃に業」として再アニメ化されました。

2月4日(木)に放送された第18話では、「郷壊し編」が開幕。いよいよ本格的な解答編に突入し、沙都子の心の内がすべてあきらかになるのでは?と注目を集めています。

梨花たちが中学生に!入江の言葉を怪しむ声も…

冒頭は、旧作のクライマックス「祭囃し編」の回想と思われる場面から。
悪事に手を染めた鷹野に富竹が償ってやり直そうと優しく声をかけ、沙都子は梨花に“これから何があっても自分達はずっと一緒だ”と笑います。
この辺りは旧作で描かれなかった部分ですが、今回開幕した「郷壊し編」は「祭囃し編」のその後ということでしょうか。

場面は一変し、沙都子と梨花が中学生になりセーラー服で登校する様子が。雛見沢分校には圭一やレナの姿がありますが、年上の魅音は興宮の高校に進学したことがわかります。
「寂しい」とこぼす沙都子。部活もメンバーを増えたことでズルやトラップは禁止になり、沙都子は神経衰弱で負けてしまいます。

沙都子には、成長して理想の未来を得られなかったからループしているという説があり、以前と違う教室の光景に、ファンも「やっぱり大好きだった頃の雛見沢に戻りたいんだろうな」、「友達と疎遠になる寂しさはわかる…」と複雑な心境に。
魅音のいない学校というのは、旧作アニメ本編でも想像できないものでした。

放課後、沙都子は梨花とともに入江診療所へ。
沙都子の雛見沢症候群は完治しており、村全体にも完治の傾向が見られると驚きの結果を告げられます。
雛見沢症候群は基本的に住民全員がかかっており、発症しない限り支障はありません。しかし、沙都子は継続治療が必要なレベルのため、毎日注射を打っていました。

以前の入江は雛見沢症候群に完治は無いと言っていた……と不思議そうな梨花。
さらに「猫騙し編」で沙都子は末期症状のL5を発症していたと思われることから、「入江先生、嘘ついてる?」とファンはざわざわ。

しかし、完治しても再発する可能性はある点や、羽入の消滅と雛見沢症候群が村から消えつつあることは関係あるのでは?という声もあり、入江が嘘をついているかは様子見といったところ。
また、L5発症で入院している兄の悟史の症状は良くなるのか?も気になります。

沙都子は聖ルチーアに進学するのか?不安視する声も

さらにこれまでになかった展開は続きます。
綿流し祭の日、村を仕切る園崎家当主のお魎と村長の公由は、昔のダム戦争の因縁をここで終結すると宣言します。

それは沙都子がダム建設による村八分から解放されるということ。沙都子にとって喜ばしいことのはずですが、少し驚いた表情を見せただけ。SNSでは「沙都子はもっと喜んでいいはずなんだけどな」「今いち表情がわからない」との声が。

また、梨花とお魎がオヤシロ様の祟りは存在しないと皆に告げたことについても、今作では旧作の惨劇を回避しようとすると逆効果になるとも言われているため「嫌な予感がする」と不安視する人もいたようです。

そして、もっとも注目されていた“沙都子と梨花は離れ離れになるのか?”という謎にも触れられました。

沙都子と訪れた本屋で、聖ルチーア学園の問題集を見せる梨花。聖ルチーア学園といえば、梨花が「祭囃し編」の後に村を出て進学したことが示唆されていた学校です。
「夢がある」「それを沙都子と叶えたい」と笑う梨花はルチーアを受験したいようですが、「猫騙し編」を見た人達は「とうとう沙都子の地雷を踏むのか…」と不安いっぱいに。
16話で沙都子は、梨花が村を出たせいでオヤシロ様の祟りが起き、自分が皆を生贄にしたと告白していたのです。

では「郷壊し編」がその告白の真実を見せる章なのだとしたら、なぜ二人は離ればなれになったのか、沙都子はルチーアに進学したのか?という点に考察が集まります。

OP映像では、ルチーアの夏服らしきものを着た少女が沙都子では?とも言われていますが、リボンを外す動作は通学していたけどやめたから、という考察も。
ほか、L5を発症したから辞めた、悟史を置いていくことができなくなった……など色々と推測されているようです。
一方、沙都子がズル無しで神経衰弱に勝てなかったシーンは、記憶分野が苦手=ルチーアの受験に落ちる伏線と考えた人もおり、意見は分かれています。

梨花が村を出ようとするターニングポイントで、新ED『不規則性エントロピー』に切り替わったのも意味深な「郷壊し編」。
ずっと一緒──「祭囃し編」の沙都子の言葉がどう悲劇に繋がるのか、注目です。

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numan編集部

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