『半妖の夜叉姫』第21話の謎。理玖の正体は…“匂わせ発言”から有力視される2つの理由。夢の胡蝶と是露の繋がりとは…

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。2月27日に放送された第21話「虹色真珠の秘密」では、とわ理玖が急接近! 虹色真珠の成り立ちが明かされました。

今とは違った様子や伏線ともとれる発言の数々から、理玖の正体に有力説が! また、夢の胡蝶と是露の関係にも注目が集まっています。

理玖の正体に有力説。数々の伏線に注目

第21話が放送されると、視聴者の間では理玖が麒麟丸の分身なのでないかという説が巻き起こり、有力視されはじめました。その大きな理由は二つ。

一つめは、鎌倉時代の理玖の様子。
冒頭では鎌倉時代へ時を遡り、虹色真珠がどのようにしてできたのかが描かれました。当時の理玖は今現在とは違った様子で、話し方は棒読み。さらに、涙を知らなかったり、理玖がよく口にする「粋」がどういうことかも知らず、まるで心を持っていないかのようでした。

二つめは、理玖が麒麟丸の分身であることを匂わせるようなワードが数々登場したこと。

饕餮が「麒麟丸と同じ味」、せつなが「麒麟丸と同じ匂い」と発言し、理玖自身も自分のことを「でくのぼう」「生き物としてはまがい物の類」と表現しました。

以上の二点から、理玖は麒麟丸の分身ではないかとの見解が強まったのです。

「主に打ち捨てられた」という言葉も強調されていましたが、これはかつて奈落が心を捨てようと分身を作ったことと共通しているように考えられそう。とわからの言葉に「おいらはおいら……」としみじみ呟いたのも、自分は麒麟丸から生まれた麒麟丸の一部であるとの自覚があるからこそだったのかもしれませんよね。

また、鎌倉時代の心がないかのような理玖の様子と、第7話で疑問視された心ここにあらずな様子の麒麟丸の対比に注目し、理玖が麒麟丸の心なのではと考える人も。

これまでさまざまな共通点から親子説が囁かれてきましたが、分身であるとすれば余計に二人が似ていることに納得がいきますね。

夢の胡蝶=是露!?

さらに今回、夢の胡蝶についても進展が。

夜叉姫たちの祖父にあたる犬の大将へ想いを寄せていたと思わせる描写が見られ、虹色真珠が是露の涙からできたことが判明するなど、是露が重要な人物であることがうかがえましたが、そんな彼女が夢の胡蝶を司っているのではないかと話題になっているのです。

その理由は三つ。

一つめは、是露の容姿。着物には蝶の柄、髪飾りは蝶モチーフ、そして髪型もどことなく蝶の触覚や脚を想起させるようなデザインになっています。

二つめは、次回予告からせつなが夢の中を覗き見ていたのが是露の目だと確信していたこと。

三つめも同じく次回予告から、是露に封印を解かれたせつなの背後に蝶の形が浮かび上がっていたこと。

これらの特徴を見ると、是露が夢の胡蝶を操っている主であるとみてほぼ間違いなさそう。りんの封印を解くカギも、是露にあるのかもしれません。

半妖の夜叉姫|22話「奪われた封印」|予告

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numan編集部

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