『ひぐらし』第21話 沙都子、最悪の決意が梨花を…!謎の女性が呼ぶ“みつよ”とは誰?

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。主人公の圭一が転校した雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”を軸に、第1期では「鬼隠し編」から「罪滅し編」が、第2期では「厄醒し編」「皆殺し編」「祭囃し編」のストーリーが描かれ、2020年秋、完全新作『ひぐらしのなく頃に業』として再アニメ化されました。

2月25日(木)に放送された第21話「郷壊し編 其の四」では、沙都子がループするようになった経緯が判明。そして衝撃のラストに…!

謎の女性が呼ぶ、“みつよ”とは誰?

今週のOPでは、くまのぬいぐるみが「猫騙し編」其の四で梨花が出した‟びっくり箱”になるという変化が。
そして、これまでずっと黒幕では?と騒がれていたシルエットの人物の顔が、ついにあきらかに。
それは、先週‟カケラ”の世界で沙都子の前に現れた巫女姿の女性でした。

ここがどこかわからず戸惑う沙都子を、「みつよ」「特異脊髄標本LD3105号」など謎の名前で呼ぶ女性。
「いったい誰のことを言ってるの?」、「ほんとこの人、謎だらけ…」と視聴者も混乱しますが、“3105は沙都子(さとこ)と読むこともできる”と指摘する人も。
女性は、沙都子がルチーア学園に行く前に「戻りたい」という願いを叶えてやろうと笑い──。

不穏なのは、「繰り返す者となりて、願いを叶えるために時の渦を巡るのだ」という女性の言葉。
前に羽入が真剣「鬼狩柳桜」について、繰り返す者を倒すことができる剣と説明していたことから、やはり対象は沙都子なのでは……と想像した人も多かったようです。

女性の‟人ならざる力”によって5年前の雛見沢へ飛ばされ、梨花と暮らしていた家で目覚める沙都子。
梨花が雛見沢を出るはずがない、やっぱり自分は長い夢を見ていたんだ……と感極まり、小さな身体で梨花を抱きしめます。
この時の沙都子は、「郷壊し編 其の壱」の時のように雛見沢症候群がまだ完治していないため、「また発症しそう…」、「すでにL3くらいはいってそう」と心配するファンも。

また、その後は旧作「祭囃し編」の最後と思われる、黒幕に圭一たちが勝利した時へ進んだことから、沙都子は梨花のように雛見沢をループしているのではなく、過去に通過した世界に‟戻っている”と考えるほうが自然かもしれません。

沙都子、ループ開始の決意が切ない…

時が経ち、梨花と沙都子は中学生に。
前の世界と同じく梨花にルチーア学園の受験に誘われた沙都子は自分は受験したくないと告白。
梨花は自分が絶対に助けるという言葉を信じやり直すことを決意した沙都子でしたが……やはりルチーア学園での幸せな生活は叶わない結果に。

そしてついに、沙都子は最悪の選択をします。

その選択とは、梨花の頭上からシャンデリアが落ちるように仕掛け、一緒に心中するというものでした。
望み通りの展開にならなければこうしてやり直せばいい──沙都子の不気味な笑みは、そう思ってのものだったのでしょうか。
この展開にネット上でも「‟あの頃に戻して”って願いが叶ってもバッドエンドか」、「梨花ちゃんは本質的に、沙都子がいなくても大丈夫って気がする」「これは梨花ちゃんも悪いなあ……」と切ない声が。

さらに、ここで多くの人の頭をよぎったのが「鬼騙し編」~「祟騙し編」での、沙都子や梨花の不審な死。
「やっぱり沙都子が世界をやり直すためだったんだろう」と考えた人が多いよう。沙都子の心中が引き金となり、梨花のループが再開してしまった可能性が高そうです。

新ED映像が登場!シャンデリアはループの象徴?

そして今週は、「不規則性エントロピー」のED映像が初お披露目。
さきほどのシャンデリアが描かれていたことから、「だから今まで映像が出なかったのか!」、「シャンデリアが回る絵がまさに‟ループ”だね」とファンからはさまざまな感想が。

「誰かの嘘がまた誰かを傷つけ」という歌詞は梨花の‟沙都子を助ける”という約束のようで、「絆はずっとここにあるよね」は二人の絆を思わせる──など、改めて歌詞に共感する声も見られました。

悲惨な展開でありながら、「過去最高に面白い」とファンを惹きつけている「郷壊し編」。
次回、「鬼騙し編」から「祟騙し編」の沙都子の行動についても真相が見てくるのか?
巫女姿の女性の正体にも注目です。

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numan編集部

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